クーデター(2015年) | 勝手に映画紹介!?

クーデター(2015年)

クーデター

昨晩、WOWOWでエアチェックした「クーデター」を鑑賞…どちらかというとコメディ系のイメージが強いオーウェン・ウィルソン(相変わらず童顔だけど、もう結構なオッサン!)と最近はまたアクションものへの出演が増えてきた5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナンが共演したノンストップサスペンスアクション。東南アジアの某国でクーデターに巻き込まれたアメリカ人家族が、決死の脱出劇を繰り広げる。1月にリリースされたセル版ソフトはワーナーなんで、DVDとブルーレイのコンボ仕様。それぞれの単品版ソフトはまだ再発売していないようです。

妻と2人の娘を連れ、東南アジアの某国へ赴任することになったジャック…空港に到着するも、約束していた迎えが到着しておらず戸惑う。そこに、飛行機の中で知り合ったハモンドという陽気な男が、知人の車への相乗りを提案。無事にホテルへ送り届けてもらった。翌日、町まで新聞を買いに出たジャックだったが…目の前で、突然、暴動が発生!どうやらクーデターが起きたらしい。そして暴徒たちは容赦なく外国人にも銃を向ける!なんとかホテルにたどり着いたジャックは、妻子と合流し、ホテルの屋上へと非難するのだが…そこも安全ではなかった!

劇場公開時、またはソフトリリース時のネットなどの評判はけっこう良かったので気になっていた作品…このところ現実でもテロやクーデターが頻繁に起きており、現地人以外の人が巻き込まれるケースも少なくないので、言い方は悪いがタイムリーな題材。決して他人ごとじゃない、絵空事じゃない、映画だよね。さすがにオイラは海外に行く機会がないので、当事者になることはないと思うけど、外国で何か大きな事件が起きると、真っ先に考えるのが日本人の犠牲者は出ていないかってことだし、さらにそれが知人や親類縁者である可能性も捨てきれず…。

えっと、映画の方は…期待通り、ハラハラドキドキの連続!一難去って、また一難どころではなく、次から次へと災難がてんこ盛りで押し寄せてきて、絶体絶命のピンチが続く。それにしても…こういう時の“子供”の行動は無邪気を通り越して、殺意すら覚える。親の苦労子知らず(使い方間違えてる?)…勝手に消えるな!イチイチ駄々をこねるな!命の危険が迫ってるんだからぬいぐるみなんかほっとけ!オイラ、結婚もしてない、子供もいないから特にアレですけど…もし、自分に子供ができたら、絶対に“外出時にはぬいぐるみなんか携行させない”と決めた。

ホイホイと安易におもちゃなんか買い与える親になんかなるもんか!(って、そんな事を言う前に…結婚相手見つけろ!)…それと同時に、もし子供ができたら、筋トレはかかさずやらなきゃな。なんせ…いつ幼い子供を、向かいのビルに放り投げる情況が発生するとも限らない。って、ムリムリ、オイラ高校時代から肩が弱くて野球の遠投も苦手だったから…いくら鍛えても、人間の子供なんか放り投げられない!よく他の映画でも、崖やビルから落ちそうになった人を片手で引っ張り上げたりするじゃん…あんなのも絶対に無理。火事場のクソ力でも無理。

他にも暴徒たちが行う残虐行為など色々とあったんだけど、屋上でのあのシーンが映画の中で一番キチ●イじみてて、ハラハラしたなぁ(それと同時に、超シリアスなのに大いにツッコンだ!)。いくら死の危険が迫ってるからって、えらい事考えたなぁ、このおとんって感じ。さすがに映画だし…まだ序盤の方だったから“失敗はないだろう”と思いつつも…リアルさを求めるなら、自爆もありうる。3人も家族がいるんだから、映画的に1人くらい減っても…なんて想像してしまったが(笑)…はたして、どんな展開になるか?見てない人の事を考えてここでは内緒。

初登場シーンから胡散臭かったピアース・ブロスナンは、なんとなく予想通りのポジション!主人公一家がピンチになる度に、さっそうと現れ、ジョークの一つも飛ばしながら命を救ってくれる。それこそ007のような身のこなしで。ただね、腐っても5代目ボンドという目でブロスナンの活躍を見ていたので…銃撃戦で負傷したあたりから、アレってなった。どうせ、見た目がナヨっちい主人公オーウェン・ウィルソンをくってしまうような、存在なんじゃないかって…どこかで信じていたのに。ボンドっぽい活躍をする反面…ある意味、オイシイ見せ場があり…。


監督:ジョン・エリック・ドゥードル
出演:オーウェン・ウィルソン レイク・ベル ピアース・ブロスナン スターリング・ジェリンズ クレア・ギア


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