ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年) | 勝手に映画紹介!?

ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年)


 勝手に映画紹介!?-ザ・タワー 超高層ビル大火災 


GEOのセットレンタルで借りてきた2013年12月4日発売、レンタル開始の新作DVD「ザ・タワー 超高層ビル大火災 」を鑑賞。最新設備が整った超高層ビルにヘリが突っ込む事故が起き、そこから大火災になってしまうという、韓国版「タワーリング・インフェルノ」な映画。韓国映画にそんなに詳しくないオイラでも、この人知ってるぞ、見たことあるぞという有名な役者がいっぱい。でも、女優さんの方はアノ作品に出てた、アノ人かななんて思ったら全然違ったりするんだよ…ヒロインを演じるような綺麗どころの韓国女優って、みんな同じ顔に見えるのは何故?(笑)

1700世帯5700人の住居部と…展望レストランなど商業施設を合わせ持つ、108階建ての複合ビル“タワースカイ”。その日はクリスマスイブで、パーティーが計画されており、準備のためスタッフたちも忙しく動き回っていた。そんな中、管理チーフのデホは、フードモールの責任者ユニに片思いをしているのだが、なかなか告白できずにいる。ちょうど職場に遊びに来ていた娘のハナと一緒にいる時に、緊急の仕事がはいり、ユニに預けるのだが…その直後に、イベント用のヘリがビルに接触するという大事故が起きてしまい、現場は大混乱に陥る!

登場人物が多く、群像劇スタイルで物語が進行していくのはやはり「タワーリング・インフェルノ」を意識したものかもしれませんね。その他の部分は、故意じゃないんだけど、気象のせいで操縦不能に陥ったヘリがビルに突っ込んでしまうなんていうのは、ちょっと9.11のテロリストが乗った飛行機が突っ込んでくる場面を思い起こすよね。消防士たちの活躍はまんま「バックドラフト」だし、建物内に取り残された人たちのサバイバルは「252 生存者あり」であり、消防士たちのピンチは「ワールド・トレード・センター」なんかともダブって見えたりする。

まぁ、どこにでもある、お約束なエピソードの継ぎはぎではあるんだけれども…犠牲者がバンバン出る、容赦ない感じは韓国映画らしい面でもある。最近の過剰な反日問題などで、韓国という国自体に嫌気をさしている人も少なくなく、オイラもそういう感情は多少なりとも持ち合わせているんだけれども、悔しいかな、映画の出来は邦画なんかよりも、一歩も二歩も先に行ってる印象は受けるんだよね。エンターテイメントとして充分に面白いし、迫力がある。「海猿」がしょぼく見える。日本でもヒルズやスカイツリーを舞台に、これくらいの映画を作って欲しいものだ。

一難去ってまた一難的に次々にトラブルが襲う主人公たち…この人も死んじゃうんだっていう意外性も盛り込みつつ(最後のアノ人は最初から読めたね)、メインキャストの危機感をいい感じに煽ってくれる。イラっとさせるような、真っ先に犠牲になって欲しいようなキャラクターが何人か出てくるんだけれども…意外としぶとく生きている。あれ、コイツラ脱出できちゃうのか…?そんなことを考えていると2時間あっという間でした。消防士並みの活躍をしてしまう管理チーフの主人公がちょっとアレだが、娘のためにパパが頑張った結果と受け止めておきましょう。


監督:キム・ジフン
出演:ソル・ギョング ソン・イェジン キム・サンギョン キム・イングォン ト・ジハン アン・ソンギ 


【DVDソフトの購入】
DVD ザ・タワー 超高層ビル大火災







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!