ファイアー・フロム・ビロウ(2009年) | 勝手に映画紹介!?

ファイアー・フロム・ビロウ(2009年)


勝手に映画紹介!?-ファイアー・フロム・ビロウ

この間の日曜日にBS日テレのプレシャスタイムで放送した「ファイアー・フロム・ビロウ 」をHDDレコーダーでエアチェックしておいたので鑑賞。今年の7月頃に、アルバトロスからDVDリリースされたばかりのB級作品だけど…こういうのがタダで見れるから、BS日テレのプレシャスタイムはけっこう重宝する。90分前後の作品だと、だいたいノーカット放送してくれるし、HD放送なのでDVDで借りてくるよりも画質が綺麗だ。とまぁ、そんなところを誉めても所詮、アルバトロスから出てるような劇場未公開作品なんでね…。

テキサスにあるドレイク社のリチウム採掘現場で、突然、炎が噴きあがり…あっという間に作業員を飲み込んだ。社長命令で行っていた無謀な採掘が原因だ。そのまま炎は付近の湖にも噴出…レジャーを楽しんでいた人々にも被害が及ぶ。地質学者のジェイクは婚約者と共に休暇で訪れたロスト湖で、炎に襲われて死亡した遺体を発見…惨状を知らせるため、近くの街へ戻るのだが、今度はその街の住民が消えていた…。有毒ガスが発生して…多くの住民が既に死亡していたのだ!ジェイクたちはなんとか通報に成功…事態収拾に出動してきた軍に、そのまま協力をすることになったのだが…。

オーソドックスなディザスターパニック。一応、“L6リチウム”の性質で、炎が自ら水・水分を求めるという科学的な設定が用意されてるんだけど…襲ってくる炎が、まるでオカルト映画に出てくる、超常現象のごとく、人間を襲うので、なんか不思議です。他のパニック映画に出てくる火災シーンとか、噴火シーンみたいに、リアルな炎や溶岩流の方が怖さが出ると思うんだけど、CGがチープなんで迫力に欠ける。

最初に犠牲者になる採掘場の関係者ほか、出てくるザコキャラが…炎に巻き込まれて焼け死んだり、爆死したりする様が、かなり間抜けで…シリアスなシーンなのにけっこう笑えるのは致命的。ほんと、ホラー映画の殺され役みたいな感じなんだもん…出てきた瞬間、死ぬな、コイツってわかる。車の中でチチクリあってるカップルの片割れの男が、ちょっと小便してくるって…完璧、それ死亡フラグだろ。案の定、小便してる最中に炎に襲われ、ドッカンーンって爆発してた(笑)

主役の地質学者のおっさん…どこかで見た顔だなぁと思ったら、「ワイルド・タウン」のパート2、3で、1作目のロック様に変わって主人公演じていたおっさんだった。他にも軍の偉い大将役で…「24 TWENTY FOUR 」など海外TVシリーズや大作映画にちょこちょこ出ているグレン・モーシャワーなど、何人か見知った顔が出ているので、そこそこの作品ではあるようなんだけど、大作映画と比べちゃうと、やっぱトホホだらけな内容。まぁ、よくてレンタル、TV鑑賞で妥当な作品だと思いますよ(BS日テレだったら、そのうち再放送あると思うし)。


監督:アンドリュー・スティーヴンス ジム・ウィノースキー
出演:ケヴィン・ソーボ グレン・モーシャワー アレックス・メネセス メーガン・アルバック マシュー・トンプキンス 


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DVD ファイアー・フロム・ビロウ
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