ブライド(2007年) | 勝手に映画紹介!?

ブライド(2007年)

ブライド

3日の午前10時に返却期限が迫っていたため、3日の夜中に徹夜で鑑賞したGEOの旧作100円レンタル4本目…(これでとりあえずラストだったよん)「ブライド 」。アルバトルスフィルム、ニューセレクトレーベルからリリースされているサスペンススリラー。もちろん劇場未公開作品。

ある晩、カリフォルニア州のダンヴィル邸に賊が侵入し、邸の主・テイラー・ダンヴィル公爵がショットガンで射殺され、妻のアンも負傷した。アンとテイラーとは再婚同士であり、その夜、精神病院に入院中の義理の娘ヘイリーが施設を脱走し、現場付近で目撃されていた…。邸に居合わせたアンと前夫の息子ネイサンは、心配する婚約者のヘザーを呼びよせ、母親に引き合わせるのだが…。

内容は日本の2時間ドラマレベル以下の古風で陳腐なサスペンス…息子に黙って元婚約者(親同士が決めた許嫁みたいな関係?)を呼びよせたり、子離れできないバカ親が、婚約者いびりしたりするお話と、遺産狙いの殺人事件が同時進行していき…みたいな展開。

途中から犯人だと居直ったアン(あくまで視聴者に対して)の狂乱ぶりが激しくなり、大胆な犯行を次から次へと重ねていき、子供みたいなすぐバレる嘘をいけしゃあしゃあと言ってのけるから大笑い必至。あんた、最初こそ…自分が狙われたようにみせかけるなどと偽装工作したくせに、そんなに周囲の人間、誰も彼も殺しちゃったぁ、犯行バレるだろうよ…というツッコミも入れたくなる。みんなババァが怪しいと思ってるのに、ホイホイと誘いにのっちゃうんだもんなぁ。

一応、ネイサンの婚約者がヒロイン的な立場で、アンの犯行に迫っていくというような流れ…でも、このヒロイン、たぬき顔であんまり綺麗な女じゃなかったなぁ。まったくネイサンはどこに惹かれたんだか…元婚約者の方がよっぽど色っぽかった。どこの馬の骨とも知れぬブサイく女を息子が連れてきたら、あれだけエキセントリックな母親だったら、怒るのも仕方がないかなと思ってみたり(笑)

アンジェリカ・ヒューストンの代わりに「アダムズ・ファミリー」がノーメイクでできるんじゃないだろうか?と思えるくらい、凄い形相、アン役のマリル・ヘナーの熱演に100円分の価値を見出しておくとするかね…。


監督:デヴィッド・バートン・モリス
出演:マリル・ヘナー エミリー・バーグル スコート・タイラー・コンプトン マット・キースラー ティモシー・ボトムズ 


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