ボディ・アーマー(2007年) | 勝手に映画紹介!?

ボディ・アーマー(2007年)

ボディ・アーマー

10月3日は午後から、ほとんど寝て過ごしてしまった…というのも、GEOの100円レンタルで借りたDVDの返却期限が3日の午前10時だったので、残っていたソフトを昨夜は徹夜で見てたのだ…それもマイナーなB級未公開映画ばっか(笑)っつーことで、GEOの旧作100円レンタルで借りてあった「ボディ・アーマー 」を鑑賞。ドイツ映画の「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」で日本でも有名になり、一時期はハリウッド大作にもボチボチ顔を出していたティル・シュヴァイガー主演のアクション映画。

超一流だったボディガード、ジョン・リドリー…次期大統領候補でもある女性議員の警護中に、自分の不注意で、暗殺者マックスウェルに殺されるという大失態を犯し、ボディガードの世界から足を洗うことに。それが原因で生活は荒れ、恋人とも別れてしまい、今ではしがないボクシングトレーナーをやっていたのだが、かつての仲間から、政府からの依頼で高額な報酬をもらえる重要な警護なので、どうしても仕事を引き受けてくれと打診があり、復帰を決意する。しかし、その警護対象者かなんとマックスェルだった!

女性大統領候補の襲撃、暗殺なんて、緊迫のシーン、展開からはじまるが…演じてる人が、ただのオバさんっぽいのには笑ってしまった。こういうところで、低予算が露見してしまい、ちょっとマイナスか?銃はけっこう撃ちまくり、爆破やカークラッシュもいっぱいだけど、効果音がパスパスと迫力のない音で、そのあたりも気になる。日本の柴崎憲治だったら、もっと派手に音をつけるだろうなぁ(笑)

自分の人生をハチャメチャにした殺し屋を、警護しなきゃならない主人公リドリー…最初は過去の鬱憤も爆発するが、気持ちを抑えて、相手に接しっていく姿をクール(というよりは、むっつりの方が似合うかな?)に演じているんだけれど、なんか時々、元格闘家の須藤元気ソックリに見えてくる。日本でリメイクするなら、この役は元気にキマリだな!

対する殺し屋マックスェルはチャズ・パルミンテリが不気味にふてぶてしく演じる。なぜ、主人公を自分の警護に指名したのか?どうして組織を裏切って、政府の証人となることを決意したのか?時より奇怪な行動を起こしたりして、そのあたりに理由があるようなんだけど…そこはありがちなパターンで、くさいドラマが用意してある。

色々な事情があり、ボディガードと殺し屋の即席コンビが誕生、行き先々で銃撃戦が起きて…なんかおかしいぞ?と感づく2人。その後も、いろいろな人物を登場、巻きこみながら事態は終局へ向っていくのだが…なんか因縁があるらしく、やたら絡んでくる安田大サーカスのクロちゃんを、もう少しスマートにしたようなボディガードの同僚…こいつのポジションからある程度、物語の展開も推測できちゃったりしたかな?

これを新作料金で借りてたら、ちょっと頭をかかえてしまったかもしれないが、100円レンタルならそれなりに楽しめる内容ではあった。さっき、ソフトの情報見るのにAmazon覗いたら、カスタマーレビューで★が5つついてたのには、ちょっと驚いた…映画の感想なんて、人様々なんだなっていうのがよくわかりますね。


監督:ジェリー・リヴリー
出演:ティル・シュヴァイガー チャズ・パルミンテリ クリスティーナ・ブロンド  ルイス・オマール 


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