ダイエット・ラブ(2001年) | 勝手に映画紹介!?

ダイエット・ラブ(2001年)


2006年2月24日発売、レンタル開始の新作DVD「ダイエット・ラブ」を鑑賞した。ジョニー・トー&ワイ・カーファイの監督コンビに、アンディ・ラウという「マッスル・モンク」のスタッフ、キャストでそれ以前に撮られていた、アンディの肉襦袢大変身映画(きっとこれに味をしめて「マッスル・モンク」を作ったんだろうなぁって感じ)。しかも、全編日本ロケ(映画見ていて確認できたのは新宿、横浜、真鶴)で、同時期に撮影された「フルタイム・キラー」同様、アンディの素敵なカタコト日本語を堪能できる、バカコメディ映画。

学生時代、将来の再会を約束して別れた留学生のミニと黒川…ミニは恋人と別れた寂しさをヤケ食いで紛らわし、知らない間に140キロのデブ女になってしまった。一方の黒川は有名なアーティストとなり活躍している。ミニは毎回のようにコーンサートに通い、黒川の目の前まで行っても相手に気付いてもらえない。こんな姿では、恥ずかしくて名乗り出ることもできないと悲観していた時に、同じ香港人で、日本各地に車で包丁を売り歩いているデブ男と偶然出会ってしまった。何故か、ミニに付きまとわれるデブ…知らず知らずに彼女のダイエットに付き合わされる羽目になっていく。

アンディ~、あなた香港の大スターなんだから、こんな役、引き受けちゃ駄目だよ(笑)デブを演じている時は、まるで井口昇 のようだし。いや、ハチマキ締めて、ミニ(サミーチャン)とダイエットに励んでいる姿は、どうみても故・橋本真也ソックリ。一方、ミニを演じたサミー・チャンも酷い。泉雅子 か、住田“行列”弁護士 か…この姿で、わけのわからない日本語喋っているんだから、不気味でしょうがない。内山くんと森三中の村上あたりなら、特殊メイクなしで成立しそうな作品内容だよ。

だけど、あんな物凄いメイクなのに、細かいところで身軽い動きを見せるあたりは、さすがアンディ・ラウ!?まったく使用前⇒使用後のインチキ写真のように説得力ない内容だけど、この二人のいつものカッコイイ、可愛い姿は劇中で拝めることができるのか、できないのかとファンはやきもきするだろう。

ミニの憧れる青年役にRIKIYAが出ていたけど…なんで、こういう映画に出ると日本の役者までセリフが変で、ダイコン演技しているように見えちゃうんでしょうね。ちゃんと日本人が演じているのですが、かなり陳腐なキャラクターでツッコミ満載、笑えます。

リアリティを追求するようなアクション映画やサスペンス映画でもないし、バカ映画の類いなので、間違った日本語文化も笑いの一つだと思えば、それなりに楽しめるかな。横浜と新宿が、さもご近所のような描写になっていますが、そこはあえてツッコまないように…。

監督:ジョニー・トー ワイ・カーファイ
出演:アンディ・ラウ サミー・チャン RIKIYA 樋口明日嘉 ラム・シュー ウォン・ティンラム

【DVDソフトの購入】
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【こっちの大変身も凄い】
DVD マッスルモンク





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