小林麻央さんのブログを読んで/『MONTAGNE/山』『没後10年 ナムジュン・パイク展』 | 映画時光 eigajikou

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世界の色々な国の映画を観るのがライフワーク。
がんサバイバー。
浜松シネマイーラの会報にイラスト&コラム連載中。
今は主にTwitterとFilmarksに投稿しています(eigajikou)

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小林麻央さんが
ブログにご自分の病状を書かれたことが
話題になっています。
色々言われたりもしているようですが、
とても勇気のいることだったと思います。
シンプルな文面に胸がつまりました。




私も彼女と同じ2014年にがん告知を受けました。
精密検査の結果を1人で聞きに行ったら
「1人で来たのですか?ご家族は?」
と言われました。
家族を連れて行かなきゃいけないなんて、
聞いてなかったし。(苦笑)
手術、抗がん剤治療を経て
今のところは再発・転移はありませんが、
1~2ヶ月おきくらいで検査に通っています。
検査の結果を聞きに行くときは
いつも不安になります。(゚_゚i)
今年の春には抗がん剤の副作用の
後遺症がぶり返して
脚痛がひどくなり
1ヶ月半ほど足を引き摺って歩いていました。
痛み止めを飲んでも眠れないほどでしたが
接骨院に通い電気鍼を打っていたら
だんだん良くなりました。
闘病記をブログに書いてみえる方も
たくさんいらっしゃいますが、
辛かったがん闘病について
ブログに詳しく書くことは
私にはまだできません。

元気でいたいという思いを込めて
いつもブログを書いています。


トップの写真は日曜に
東京板橋区小竹向原の
アトリエ春風舎へ
Toyooka Art Season 2016参加事業
青年団国際演劇交流プロジェクト2016
『MONTAGNE/山』
作・演出:トマ・キヤルデ
出演: 河村竜也、ブノワ・カレ
を観に行った後、
神宮前のワタリウム美術館へ
『没後10年 ナムジュン・パイク展
「2020年 笑っているのは誰?+?=??」』

を観に行った時に撮影した
「ケージの森/森の啓示」です。
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『MONTAGNE/山』
変な装備一式を持って山へ採取作業にきた
フランス人と日本人の科学者2人。
彼らは人類の未来に関わる
ミッションの遂行に来たのだ...
コントみたいな面白さもあって楽しく、
熱演に引き込まれた2人芝居。
「想像」ってなんだ?と頭の中をグググっと刺激された。
終演後また河村竜也さんと
お話しできて嬉しかった。
フランスでの公演は
フレンチアルプスの雄大な自然の屋外で。
来年もするそう。
観たいなあ。

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『MONTAGNE/山』と
『没後10年 ナムジュン・パイク展
「2020年 笑っているのは誰?+?=??」』は
わたし的には絶妙にリンクした。
狭いフィールドで
逡巡していてはダメだと
背中を押された気がした。


今週劇場鑑賞した映画

スウェーデン映画祭
『モダン・プロジェクト』

『波紋』

『同窓会/アンナの場合』


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劇場未公開になったため
録画鑑賞ですが
『アノマリサ』(Anomalisa)
観ました。
脚本:チャーリー・カウフマン
監督:デューク・ジョンソン
チャーリー・カウフマン

チャーリー・カウフマンヘンテコ節が快調な
R15のストップモーションアニメ。
我が家のリサは、
「これはチャーリー・カウフマン入門として
分かりやすくていいんじゃない?」
と、エラそうこいておりました(^o^;)
『エターナル・サンシャイン』は
9歳で、
『脳内ニューヨーク』は
14歳で、
劇場鑑賞している娘(リサ)です。
子どもの時にヘンな映画は
あまり見せない方がいいかもしれません
という生きた実例かなぁ...(^_^;)



↓『アノマリサ』予告動画(トレーラー)



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四段になったけど、
実力は伴っていないと自信がなく、
もう優秀作品に選ばれるなんて
ないと思っていましたが、
苦手意識のある楷書で選ばれ
書道会の月刊誌に掲載されて
びっくりしました。
続けていれば良いこともあると
嬉しかったデス。
(中央の作品)


鑑賞した映画の短評は↓

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Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督






『アノマリサ』撮影の様子