ガス・ヴァン・サント見張り人が見た『プロミスト・ランド』、『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』 | 映画時光 eigajikou

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浜松シネマイーラの会報にイラスト&コラム連載中。
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8月23日はリヴァー・フェニックスの誕生日!
永遠のリヴァー・フェニックスファンとして、
ガス・ヴァン・サント監督見張り人、
ホアキン後見人しています。
『プロミスト・ランド』Promised Land
『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』Sacro GRA


『プロミスト・ランド』は浜松シネマイーラでは、
11月に上映されます。










↓予告動画


『プロミスト・ランド』
Promised Land
2012年製作 アメリカ映画
TOHOシネマズシャンテで鑑賞

監督      ガス・ヴァン・サント
脚本      ジョン・クラシンスキー 、 マット・デイモン
原作      デイブ・エッガース
エグゼクティブプロデューサー      ジョナサン・キング 、 ロン・シュミット 、 ジェフ・スコール 、 ガス・ヴァン・サント
プロデューサー      マット・デイモン 、 ジョン・クラシンスキー 、 クリス・ムーア
撮影      リヌス・サンドグレン
プロダクション・デザイン      ダニエル・B・クランシー
音楽      ダニー・エルフマン
編集      ビリー・リッチ
衣裳デザイン      ジュリエット・ポルスカ
キャスティング      フランシーヌ・マイスラー

スティーヴ・バトラー      マット・デイモン
ダスティン・ノーブル      ジョン・クラシンスキー
スー・トマソン      フランシス・マクドーマンド
アリス      ローズマリー・デウィット
フランク・イエーツ      ハル・ホルブルック
デヴィッド・チャーチル      テリー・キニー
マイケル・ダウニー      ジョー・コイル
アーリーン      ドロシー・シルヴァー
ロブ      タイタス・ウェリバー
ドリュー・スコット      ティム・ギネー
アテンダント      ベンジャミン・シーラー
ウェイトレス      カーラ・ビアンコ


マット・デイモンとジョン・クラシンスキーの脚本、
なかなか良いと思いました。
巨大ガス企業の汚いやり口を描いています。
まあ、主演マットですから全体的に緩いし、
(やり手のビジネスマンにしては詰めが甘い)
ダーティーには終わりません。
ガス・ヴァン・サントはこの作品監督したのは、
環境保護運動にも熱心だったリヴァーへの詫び状!?
俳優は演技派揃ってます。
(個人的にはすごく感動みたいなことはことはなかったですが、
ポイント鑑賞だったし、見て損はなかったです。)
ガス・ヴァン・サント監督には及第点あげたいと思います。
エラそうだなあって?いいんですよ!見張ってるんですから(笑)

2012年製作公開の作品なのに、
今迄日本公開遅れたのはなぜ?
買い手がなかった?
この程度の告発もので怖がった?
と、色々勘ぐってしまいます。



マットとジョンは共同脚本、
共同プロデュース、共演です。



フランシス・マクドーマンドが締めてくれます。





マット・デイモンとルシアナ・ボザン・バロッソ夫妻
ジョン・クラシンスキーとエミリー・ブラント夫妻











2013年度ヴェネチア映画祭で
ジャンフランコ・ロージ監督と出演者


↓予告動画



『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』
Sacro GRA
2013年製作
イタリア・フランス合作映画
ヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞

監督:ジャンフランコ・ロージ


水曜日に満席で観れず、
今回はネット予約してリベンジ。
今日も満員でしたよ。
上映後、本作3回観てやっと作り手の意図が納得できたという
原一男監督(『ゆきゆきて、神軍』『全身小説家』)
がとても分かりやすい解説をしてくれました。
これもまたそのうち書きたいと思っています。

この映画、ドキュメンタリーというより、
群像ドラマのような作品です。
面白い場面もあるのに、
皆すごくしーんと観てて、
なぜ?って思ってしまいました。
ちょっと笑ってしまった自分がバカみたいでした。
あ、「みたい」じゃなくてバカ(苦笑)
なんだこれ~?
分からんなあ~?
という方もみえるかもしれないですが、
観た人それぞれに余韻を残す作品と思います。
ローマは行ったことがあるけど、
この映画には観光地は出てきません。

この作品は昨年の
ヴェネチア映画祭金獅子賞でしたので、
この記事でも紹介しました↓

ドキュメンタリーが金獅子賞
ベルナルド・ベルトルッチ意志反映
ベネチア国際映画祭2013結果・動画付
←クリック



マット・デイモンとリヴァー・フェニックスは、
2人とも1970年生まれです。
リヴァーも生きていれば44歳。
私はリヴァーとホアキンを重ねることはありません。
全く別の人格ですから。
もし、リヴァーが生きていたとしても、
2人ともそれぞれの仕事を模索して成長して行ったでしょう。

リヴァーは、
『マイ・プライベート・アイダホ』で、
1991年度のヴェネツィア国際映画祭で優秀男優賞受賞しました。
『プロミスト・ランド』は、
『マイ・プライベート・アイダホ』は越えてません(笑)
(まあ『プロミスト・ランド』は、
マットとジョンの作品ですしね)
全然違うテーマの作品だから比べるなって!?
でも、やはりガスのベストは今の所、
『マイ・プライベート・アイダホ』です。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は、
マット・デイモンとベン・アフレックの脚本で、
先日亡くなったロビン・ウィリアムスが、
助演男優賞取りました。
テーマソング担当したエリオット・スミスも
2003年に亡くなりました...

ガスの新作「Sea of Trees(原題)」は、
マシュー・マコノヒー、渡辺謙、ナオミ・ワッツが共演。
富士山麓の青木ヶ原樹海も舞台になるので、
日本でも撮影するそうです。



ガスは「DEATH NOTE」の
ハリウッド実写版のリメイクも
担当するんですよ...
見張りが辛くならないことを祈りますョ。


今年のヴェネツィア国際映画祭も、
もうあさって27日から始まります。
紹介記事は手間がかかるし、
どうしようかなあ...
書く気力が湧かない~(-"-;A






昨年のリヴァーの誕生日の記事で、
『ダーク・ブラッド』←クリック

ぜひ日本公開して欲しいと書きました。
今年の4月に公開されて嬉しかった~ヾ(@°▽°@)ノ
おまけに劇場未公開だった
『アメリカン・レガシー』←クリック
も上映されたし。
『マイ・プライベート・アイダホ』←クリック
も上映され、
リヴァー三昧で夢のようでしたо(ж>▽<)y ☆

『プロミスト・ランド』、
『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』
せっかく観た新作映画なので、
それぞれまたちゃんと書きたいですが...
新作映画は更新情報欄に一杯並んでると、
皆さんもう観てるしまあ後回しでいいか~って
思っているうちに書かずに過ぎてしまうことが多いので、
とりあえず書きました。
今日も疲れてしまったので
もう寝ます(θωθ)/~
って最近こんなことばかり書いてる!?
ごめんなさい。m(_ _ )m



『かしこい狗は、吠えずに笑う』



『かしこい狗は、吠えずに笑う』
北海道フィルム・アートフェスティバル
会場:札幌シアターキノで上映
8月31日(日)
9月1日(月)


400表



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