クロウ/飛翔伝説 | 桜さんの映画鑑賞日記

クロウ/飛翔伝説

クロウ/飛翔伝説  1994

THE CROW

デックスエンタテインメント
クロウ - 飛翔伝説 - DTSエディション

監督: アレックス・プロヤス

出演: ブランドン・リー Brandon Lee
アーニー・ハドソン Ernie Hudson
マイケル・ウィンコット Michael Wincott
デヴィッド・パトリック・ケリー David Patrick Kelly
エンジェル・デヴィッド Angel David
ロシェル・デイヴィス
バイ・リン Bai Ling
アンナ・トムソン Anna Thomson
マイケル・マッシー Michael Massee



ジェームズ・オバーによるカルト・コミックをオーストラリア出身のA・プロヤスが監督、

本作の撮影中の発砲事故で還らぬ人となった、ブルース・リーの子息ブランドンが主演した、ダークな近未来ファンタジー。

“デビルズ・ナイト”と称するハロウィンの前夜、悪党たちの破壊の狂宴に婚約者ともども殺されたロックシンガー、エリックは、死者の魂を冥界へ導くというカラスに蘇らされ、白塗りのピエロ風メイクに黒装束という出で立ちで、復讐鬼として恋人の敵をとっていく……。

CGを使い未撮影分を補ったという技術の驚異もさることながら、厚いメイクの下からも、魔物となった男の哀しい熱情を充分に伝える、ブランドンの演技力はたいしたものだ。

プロモーション・ビデオの演出家としても知られるプロヤスの、オルタナティヴ・ロックのこなし方もさすが。

製作はE・R・プレスマン。彼の作った「ファントム・オブ・パラダイス」に雰囲気がとても似ている。

続編は「THE CROW/ザ・クロウ」。



MTVムービー・アワード

歌曲賞 ストーン・テンプル・パイロッツ “Big Empty”


★★★★★☆☆☆☆☆

夜の街この作品は前から気にはなっていました。

ダークシティ」の監督作ということで観ることにしました。

評判もよい映画ですがこれは好き嫌いもあると思いますよ~

ダークな世界は好きなのですがビデオだったからかもしれないけれど、

暗すぎてよくわからない・・(爆)

極端に言えば白黒にパート・カラーをつけたような、

白黒とカラーの中間のセピアよりの暗さというか・・

「ダークシティ」も暗かったんですがコレほど暗くはない。

街の演出や世界観は撮影監督も同じですから似ています。

アメコミというよりもカルトなアメコミなのでしょう。

ちょっと私には合わなかったです。

だいたい「シザー・ハンズ」を敬遠して観ていないのですから。

ビジュアル系の音楽は大好きですがどうも男の人の化粧が苦手・・

主役があのブルース・リーの息子で、

映画撮影中の事故で亡くなったといういわくつきの作品

だからほとんどのシーンは撮り終えていたものの、

残りの演出はCGなどで仕上げたそうです。

それもあってか危機せまるもの哀しさや迫力が伝わりました。

お話の内容もSFホラーというよりもファンタジーに近い、

大人向けの復讐悲恋物語になっています。

もしかしたら私が苦手なだけで、

こういった世界観の映画を数見慣れれば、

ふいに感動できるかもしれません。