桜さんの映画鑑賞日記
あくまで私の感想の目安としてください。
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太陽を盗んだ男

太陽を盗んだ男 1979

太陽を盗んだ男
¥1,943
Amazon.co.jp

監督: 長谷川和彦
製作: 山本又一朗
プロデューサー: 伊地智啓
原案: レナード・シュレイダー
脚本: 長谷川和彦
レナード・シュレイダー
撮影: 鈴木達夫
美術: 横尾嘉良
編集: 鈴木晄
編曲: 星勝
音楽: 井上堯之
音楽プロデューサー: 多賀英典
照明: 熊谷秀夫
制作進行: 黒沢清
録音: 紅谷愃一
助監督: 相米慎二
榎戸耕史

出演: 沢田研二 城戸誠
菅原文太 山下満州男警部
池上季実子 沢井零子(ゼロ)
北村和夫 田中警察庁長官
神山繁 仲山総理大臣秘書
佐藤慶 市川博士
風間杜夫 ラジオのプロデューサー・浅井
小松方正 サラ金屋のおやじ
汐路章 水島刑事
森大河 佐々木刑事
石山雄大 石川刑事
市川好郎 里見刑事
中平哲仟 田所刑事
江角英明 田中の部下・江川
草薙幸二郎 電電公社技師
五條博 モンタージュ写真の係官
高山千草 アパートの管理人
林美雄 TVキャスター
戸川京子 城戸の生徒
山添三千代 木戸の生徒
水谷豊 交番の警官
西田敏行 サラ金の取り立て屋

特別出演: 伊藤雄之助 バスジャック犯

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


原爆をつくり上げた中学教師が、国家を相手に理不尽な要求を突きつけていく痛快犯罪サスペンス。

中学校の理科教師、城戸誠。東海村の原子力発電所からプルトニウムを盗み出し、

自宅のアパートで原子爆弾の製造に成功する。城戸は原爆を武器に、

警察に対してプロ野球のTV中継を最後まで見せろと要求。

続いて城戸は、ローリング・ストーンズの日本公演をラジオ番組を通じて要求する……。




★★★★★★★☆☆☆

爆弾なんとなく映画を観るのに迷ったらやはり昔の邦画。

ジュリーこと沢田研二主演ということで躊躇していましたが、

80年代風の青春ものではなく中途半端に面白かった。

題材からして暗いシリアスものかな?と期待しました。

ただ、洋画のではなく邦画のシリアスものは苦手なんですが・・

それは心配に終わりましたね。

ともすれば暗い青春もので終わりそうな、

題材だけで終わりそうな映画なんですが、

見事にぶっ壊してくれました。

難を言えば、

原文太さんのキャラが(演技が)浮いていた。

刑事ドラマをもとおり越してターミネーターみたいでした

不死身すぎ、後半なんか車のフロントガラスのないまま突っ込むし、

ヘリコプターから飛び降りるし、

至近距離から何発も撃たれてもビルから犯人を羽交い絞めにして落とすし・・

ありえなさすぎの連続でした!

まあやりすぎて爆笑できますよ。

だから許します・・

あと、

犯人がいとも簡単にプラトニウムを何度も盗めるのが、

しかもスパイのようないでたちで・・

まあ許しましょうか・・

そういうどうでもいいアクションよりも、

この映画でよいなぁと感じたのが、

題材とその心境の描写方法です。

題材は今の日本にも十分通用します。

今でも映画のテーマにされている普遍的なもの、

戦争に負け自由を手に入れた日本の本当の自由とは?

民主主義社会の中での自己主張とは?

このいらだちはどこに持っていけばいいのか?

もう、歌や映画でも語りつくされている戦後の日本の永遠のテーマです。

この沢田研二の演じるごく普通の教師というのが、

野望はあれどビジョンがない。

その気持ちはよくわかるけど、

群れの中でいられず何を本当にやりたいのか、

その方法は単純に世界を破滅させて神になること。

途中で誰かが言ったセリフが気になりました。

「原爆は国家が使うもので個人が使うものではない」

なるほど・・

原爆とは国家を守るための駆け引きです。

いわゆる脅しなのです。

個人が使うと破滅へのブレーキが踏めない。

これは考えすぎかもしれないけれど、

第二次の原爆は国家の駆け引きというよりも、

怨念つまり報復という個人的な感情が国家の方法となったと。

こういった題材の映画で笑えるようなコミカルなスピード感もあり、

しかも後味の悪さも味わえるので邦画としては優秀。

あのラストは憶測しますが、

何かを意識してるのかもしれません。

考えすぎかな?

私が前に観た「未知への飛行」というシドニー・ルメットの映画、

あの映画のラストは原爆を映さずに、

爆音と糸の切れるような金属音と公園の飛ぶ鳩の群れで終わる。

あれはすばらしい映画でした。

本当によい映画とは最後の余韻を残す映画。

たとえ後味が悪くてもそれが想像でき頭に焼きつくような丁寧さ。

同じくキューブリックの博士の・・と題材は同じでしたが、

私はルメットのほうが好きです。

原爆を残酷だといやな気分で終わらせてくれるから。

この邦画もラストがイマイチと思われている方もいるかもしれませんが、

私は大爆発のあと逃げ惑う人々や悲惨な光景、

そんなものを映されたら「作り事」と何も感じない。

ぞっとする後味の悪さを残さないといけない。

洋画はお祭りパニック不幸に慣れるの図でもかまわないけど、

こういった題材は最後は真面目に怖さを描いているので良いと思う。

日本は唯一の被爆国なのです。

それを恥じることもなければいじけることもなく、

逆に私は日本の犠牲で戦争が終わったと誇りに思うのです。

リアルタイムの人間ではないし、

上辺ごとでしか見えませんがそう思いたいです。

答えのないことを映画にする。

そういった映画が好きなので、

スピルバーグの映画やシドニー・ルメットの映画が好きです。

映画が問いかけてくれるんですよね。

その答えは見る人によって違うから奥が深いのです。

ただし、

そういった映画やこの映画は、

すでに作り手は答えを用意していて、

あらゆるところでそれを散りばめてはいます。

自分の飼ってる猫が薬剤を舐めて死ぬ。

自分の教え子たちがプールで死体となる幻想。

高層ビルが倒れそうになるのでささえる幻想・・

ここらはうまいなぁと思いました。

東京はどこに向かっていくのか。

戦後の飽食の子たちは群れの中どこに自分を探すのか・・


宮廷女官 チャングムの誓い

宮廷女官 チャングムの誓い 2003~2004

大長今

宮廷女官チャングムの誓い DVD-BOX I
¥11,000
Amazon.co.jp

出: イ・ビョンフン
脚本: キム・ヨンヒョン

出演: イ・ヨンエ ソ・ジャングム
チ・ジニ ミン・ジョンホ
ホン・リナ チェ・グミョン
イム・ホ チュンジョン
ヤム・ヘソン パク・ミョンイ
ヤン・ミギョン ハン尚宮
キョン・ミリ チェ尚宮
パク・チャンファン ソ・チョンス
イム・ヒョンシク カン・ドック
クム・ボラ ドックの妻
パク・ウネ イ・ヨンセン
イ・イプセ ユン・ヨンノ




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


やーーっと見終えました。

韓流映画&ドラマは見ない主義なのですが・・

これは私が歴史ものが好きなので見ないとならない。

とにかく私は純愛ものが苦手で歴史ものが好きなのです(・・・)

だからこのシリーズを見終えたあとは、

題名は忘れましたが朝鮮王朝のドラマを見たいと考えています。

一番好きな歴史ものが三国志ですから、

そのあたりの物語だと中国全土のことになり、

大変壮大で面白いと予想しています。



チャングムを今ごろ見終えたという人も珍しいですね・・

でも韓国ドラマ=純愛ものと見なかったので、

これは大きな進歩かもしれません。

軽い気持ちで1巻2巻を借り・・

号泣している自分にびっくり・・

親子の情愛ものに弱かったんだな。

そういえば邦画でもそうだし、

洋画でも「あざとい」と思いながらも、

スピルバーグ映画によく泣かされる・・

親子の情愛これは普遍的なものなのです。

純愛のところは描きこみすぎていないので、

まあ許せる範囲で逆にうれしくなりました。

私は料理ものも大好きなので、

日本のドラマでは昔「王様のレストラン」でしたよ。

このチャングムって夜中にDVDを1本見てましたが、

おいしそうな料理が次から次と出され、

もうそれを見てるとおなかが減って・・

特に海鮮料理が好きなので、

出てくる料理はなんなんでしょうあの豪華さは!

王様にお出しする料理だから(しかも一口二口しか食べない)

普通の人が(今の時代でも)食べられないようなものばかり!

このドラマは後半の後半には、

医療ドラマになります。

ここからが実話に基づいており、

それまでのお話はフィクションです。

えーっ?と違和感を感じつつも、

料理ネタから健康ネタに変わっても見られるということは、

私は健康オタク(爆)

アロマテラピーの資格を昨年所得したくらい好きですから・・

ネタは料理に医療に王宮のいざこざに勢力争いと幅広く、

飽きることがありません。

大河ドラマのようですね。

役柄としては私は主役のチャングムよりも、

ヨンセン(サッカー選手のような名ですね)そして敵役のふたり、

そちらのほうに興味。

男の人ではやはりチャングムの相手役ミョンボさん。

これはちょっとありえない登場ばかりなのですが、

さらに少ない時間の登場でしたが、

チャングムの父役の人も素朴でよかった。

日本の俳優に似てる人も多くやはり同じアジア人だと再確認。

医療チームでは古谷一行似の人、

オトボケ役で松木さん(サッカー)似の人・・

それにチャングム役の人は吉永小百合似だと思う。

そんなこと考えながら見てゆくと面白い。

号泣したのは最初のほうのシーンと、

息絶えたハンサングンさまをチャングムがおんぶしていくシーン・・

このての松本清張風の(違うか・・)ゆったりと泣かせるシーンには弱い。

ラストが天地創造のアジア版のようになって、

そこまで持ち上げて幸せになられると・・と引いてしまった。

どこまで不幸ばかりが続くのか?

それを見るのに慣れてくると、

「おしん」「家なき子」のように、

主役が災いに自ら飛び込んでゆくことに反感を感じたり、

優等生ぶり頑固さぶりにいらいらしたりと実にもどかしい。

けれど全編見る価値はあるドラマだと思いますよ。

まだ見ていない人は試しに1巻を借りてみてください。




ゼロの焦点

ゼロの焦点  1961 日本

ゼロの焦点
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ゼロの焦点―長編推理小説/松本 清張
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


監督: 野村芳太郎
製作: 保住一之助
原作: 松本清張
脚本: 橋本忍
山田洋次
撮影: 川又昂
美術: 宇野耕司
音楽: 芥川也寸志

出演: 久我美子
高千穂ひづる
有馬稲子
南原宏治
西村晃
加藤嘉


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


松本清張原作、野村芳太郎監督が贈る快心の長編ミステリー。

憲一は広告会社に勤めていたが、社用のために金沢へ旅立つ。

しかし、それが憲一の姿を見た最後になってしまう。妻の禎子は真実を探るために手を尽くすのだが…。


★★★★★★★☆☆☆


ただでさえ難解なサスペンスなのに、

食事をしながら気軽に見ていたので途中で・・

汁椀を落としてしまいました(爆)

そうきたか??」まさによそ見しながら見られないです。

でもその「そうきた」がわかるとあとはもうわかりやすいんですが・・

よくできているので見終わってからまた見直したい映画です。

原作がよい。

というのも作者の松本清張本人が特典映像で言っていました。

自分の作品で一番よいと。

私は松本清張の作品が大好きなのですが、

実際に本は読んだことがないのですよね。

未読だけれど読まなくてもいいと思っているほどです。

映画化はどれも水準が高く楽しめて泣けます。

が・・それを文章にすれば思いっきり暗いだろう。

そして後味も映像だから余韻に浸れる。

文章というものは個々の頭の中でトラウマになるかもしれないくらい、

人間の中に入ってくるのです。

松本清張の原作がすばらしいから映像化できるのですが、

あくまでも映画=映像はリアルな作り話です。

それを文章で読むとくどくないかなと・・

いつかは読みたいのですがちょっと勇気がいります。

さて、松本清張といえば、

「砂の器」「天城越え」「鬼畜」と泣かせてもらいました。

この作品はどうでしょうか?

泣けるという人情映画でもありませんし、

面白いサスペンスというのでもありません。

ただ・・

つくりはすごいなぁと感心しますね。

この時代に他の作品はどうだったのかわかりませんが、

つくりは、

ヒッチコックの「めまい」を思い出しました。

どっちが先だろうか??

勘のいい人ならわかると思うけれど、

「ああそうきたか」というのはこのつくり。

この映画が1961年作なので同じくらいの年代の邦画洋画と比べてみてください。


結婚式をあげる主人公の女性。

その後新郎は消え死体確認をしに行くんですが、

どうも別に同じ場所で同じように死んだ人がいる。

しかしそれがどうしてつながるのか、

それがわかるまでにはその時代背景にヒントがありました。

この冒頭に式をあげ夫の出張から帰らない事件までが早い。

途中からもう、これはヒッチコックの「めまい」だ。

そう思って見ていましたよ(苦笑)

受付嬢のすりかわりや同じ風景や同じ写真・・

これって「サスペリア2?」とまた途中で面白くなって・・

見た方にはわかると思うけれど、

サスペリア2の展開や小道具が似てるんですよ。

もしかしたら清張の原作かこの映画に触発された洋画の人もいてたり・・

あと・・「パルプフィクション」にも似てたなぁ・・

こうたとえたら違うかもしれないけれどそのくらい「そうきたか」です。

脚本をいじるとか前後を変えるとかいうのではないけれども、

見ながら実に不思議な感覚になります。

誰が主人公で誰に共感すればいいのかはわかりませんが、

まずはストリーテラーということで飛び降りた夫の妻。

彼女を中心に考えて見ていきます。

しかし途中からそうではないそれだけではないとわかります。

その真犯人の過去や動機がわかりだすと、

犯人の方に共感さえしてしまいます。

これが本だとめちゃ暗いだろうなぁ・・

「天国と地獄」の後半を思い出しましたし、

一番似た世界だなぁと思ったのが「飢餓海峡」これです。

飢餓海峡を見たことのある人なら共感できるかも。

この時代のなりあがりの果て、

当たり前のように地位をつかみぬくぬくと生きている人。

清算される現実と過去。

いわゆる「帳消し」「落とし前」というのはまた違うかもしれないけど、

これ・・やはり映画では短いですね。

もちろん映画だから説明不足だからスピードもあり面白く、

そのどんでん返しも娯楽として見られるのですが。

内容は確かに暗くて救いようがない。

けれど構成が面白いし、

サスペンスで明るい殺人なんてほうが不気味だ。

殺人に理由がなく明るいなら猟奇的でありまんまホラーですし。

救いようのない結末に特有のこの野村監督の効果音。

そんな、派手な・・とひきつつも、

このくらい緩急があったほうがよいかも。

ちょっとあの音楽使いは特撮映画のノリですが(苦笑)

「天国と地獄」もそんな音使いありましたし、

そういう時代なのかもしれませんね。

なんにせよ野村監督と松本清張の組み合わせは好き

過去を語らせる絵作りがうまいですね。




DVD特典を見ると、

その時代解釈や作者の言葉、

そして原作がヒットしたために自殺の名所となってしまった場所・・

松本清張は言います。

この話はあくまで小説であり架空のこと。

自殺の名所となってしまい碑まで建てられましたが、

これ以上死なないでほしい。

あくまでも小説は架空の話・・


ということで映画でもリアルなのに、

やっぱり清張の文章はリアルで生々しいのだろうと想像。

ホラーは好きなのにこの人の原作にはいまだ手をつけられない・・





SPIRIT

SPIRIT  2006 香港/アメリカ

FEARLESS
霍元甲


SPIRIT(スピリット) (UMD Video)
¥1,500
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


監督: ロニー・ユー
アクション監督: ユエン・ウーピン
製作: ビル・コン
脚本: クリスティン・トー
クリス・チョウ
撮影: プーン・ハンサン
美術: ケネス・マック
衣装: トーマス・チェン (中国)
ワダエミ (日本)
編集: ヴァージニア・カッツ
 
出演: ジェット・リー フォ・ユァンジア
中村獅童 田中安野
スン・リー ユエツー
原田眞人 ミスター三田
ドン・ヨン ノン・ジンスン
コリン・チョウ フォ・ユァンジアの父
ネイサン・ジョーンズ ヘラクレス・オブライアン
バオ・キージン
ソムラック・カムシン
アンソニー・デロンギス
ジャン=クロード・ルーイエ
ブランドン・レア


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 100年前の中国に実在した伝説の武闘家、霍元甲(フォ・ユァンジア)を主人公にしたマーシャル・アーツ・エンタテインメント。
1910年に上海で開催された史上初の異種格闘技戦を壮大なスケールで描く。
主演は「HERO」のジェット・リー、共演に「いま、会いにゆきます」の中村獅童。
監督は「フレディVSジェイソン」のロニー・ユー。
 優れた武術家を父に持つ少年フォ・ユァンジア。
強さに憧れを抱くフォだったが、息子が同じ道に進むことを嫌った父は稽古をつけることを拒み続けた。
だが、彼は秘かに鍛錬を積み、やがて天津一の格闘家へと成長する。高まる名声とともに傲慢さも増したフォはある日、大ケガをした弟子の仇をとろうとして、怒りのあまり相手を殺めてしまう。
しかし、その報復がフォの家族に及んだとき、フォは絶望の果てに天津を離れ、放浪の旅へと出るのだった。
そして、数々の苦難の末にフォは本当の強さというものを知る。
ついに彼は天津に帰る決心をする。そんなフォを待ち受けていたのは、世界中から戦いの猛者が集い開催された世界初の異種格闘技の大会だった。


メラメラ★★★★★★☆☆☆☆

ゲームでストリートファイターってのがありました。

昔それに結構はまってしまい私はバルログ使いでした。

使って面白いということで次にベガです。

両方飛びキャラでした。

コンピューター相手にバルログどうし使うと両方金網に登り面白い。

その流れで侍魂(サムライスピリッツ)というゲームもありまして、

これをやりたいがため中古でゲーム機を買いました。

たぶんこれは当時はスーファミやプレステではなかったと思う。

専用のゲーセンと同じ感覚でできるジョイスティックも持ってました。

右京(だったっけな?)使いでした。

これも飛びキャラでして私はとにかく飛びキャラが好き。

そしてキャラは体力がないというハンデ持ち(苦笑)

常に相手より離れて戦い、

あるときは頭上からあるときは回り込んで、

攻撃しては逃げる繰り返し。

と、映画とは関係のないゲームの話ですが、

なんとなく「そんな感じ」と思う人もいるはず・・


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侍のほうは検索したら(ナコルル)しかなかった。

それにストⅡがない・・ゼロとⅢしかないしキャラも(春麗しかない)

あまり萌えキャラ好きではないので・・まあかわいいけどね。


・・ますますゲームの話ばかりですが。

映画の話は見て一月以上たつので大まかにしか覚えていない。

格闘ものスポ根映画が嫌いな私もこの映画は大丈夫。

中国映画だからかもしれません。

暗くないのよね。

もちろん痛そうだとかやりすぎな場面(流血が怖い)もあるけれど、

それを描かなければ話にならないから。

ハリウッドのボクシング映画や日本の任侠映画よりずっと軽い。

話の内容は重いしベタなんだけれども、

やはりカンフー映画独特の軽さがある。

決めポーズはもちろんのこと、

中国映画を好きなわけのひとつは、

飛んでること!!

アジア映画をほとんど見ないのに中国映画は好きかも。

それはSFが好きということもあると思う。

ドラゴンボールの世界ですよ。

日本でたとえれば忍者かな?

その楽しみは曲芸のように見るから内容は複雑でなくてもよい。

けれどこの映画深いところをついております。

格闘とは本当の強さとは?

相手を殺すまで傷つけることではない。

あくまでも自分を守るためであり相手を戒めるためのもの。


そんなんわかってますよ・・

でもね、アメリカ的に考えたらもし、

相手が本気で自分を殺そうかというときにね。

さて自分はそれを戒めるなんてそれは、

自分が相手よりもずっと余裕があるときだけですよ。

こんなことはありえるのか?

究極の真理とは・・

身内を殺められても許せるものだろうか?

復讐は終わりのない殺戮だということがわかっていて、

自己犠牲がもしできたとしても守るものさえ殺されたら??

禅問答のような深い映画です。

そして中村獅堂はいい役どころをもらいましたねぇ・・

かっこよすぎます(爆)

そしてジェット・リー・・

アクションもうまい(当たり前か)けど、

こういうシリアスな演技もまたいいですね。

「HERO」が絵で感じる映画でちょっとひきましたが、

私はこっちのほうが好きですね。

プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔 2006

THE DEVIL WEARS PRADA


こんな最高の職場なら、死んでもいい!
こんな最悪の上司の下で、死にたくない!

恋に仕事にがんばるあなたの物語。

「プラダを着た悪魔 <特別編>」/「キューティ・ブロンド <特別編>」お買得パック
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プラダを着た悪魔 (特別編)/メリル・ストリープ
¥3,120
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


監督: デヴィッド・フランケル
製作: ウェンディ・フィネルマン
製作総指揮: ジョセフ・M・カラッシオロ・Jr
カーラ・ハッケン
カレン・ローゼンフェルト
原作: ローレン・ワイズバーガー 『プラダを着た悪魔』(早川書房刊)
脚本: アライン・ブロッシュ・マッケンナ
撮影: フロリアン・バルハウス
プロダクションデザイン: ジェス・ゴンコール
衣装デザイン: パトリシア・フィールド
編集: マーク・リヴォルシー
音楽: セオドア・シャピロ
 
出演: メリル・ストリープ ミランダ・プリーストリー
アン・ハサウェイ アンドレア・サックス
エミリー・ブラント エミリー
スタンリー・トゥッチ ナイジェル
エイドリアン・グレニアー ネイト
トレイシー・トムズ リリー
サイモン・ベイカー クリスチャン・トンプソン
リッチ・ソマー ダグ
ダニエル・サンジャタ ジェームズ・ホルト
レベッカ・メイダー
デヴィッド・マーシャル・グラント
ジェームズ・ノートン
ジゼル・ブンチェン
ハイジ・クラム


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説をアン・ハサウェイとメリル・ストリープの共演で映画化したおしゃれなコメディ・ドラマ。

ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったヒロインが、鬼のような上司に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつ等身大で描き出す。
 大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークへとやって来たアンディが就いた職業は、一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。

オシャレにとことん疎い彼女は、それが次へのステップになればという程度に考えていた。

だから、ミランダが何者かもまるで分かっていなかった。

彼女こそは、その絶大な影響力に誰もが恐れおののくファッション界のカリスマだった。

朝も夜もなく四六時中浴びせられるミランダの理不尽な命令に、いつしかアンディの私生活はめちゃくちゃに。

恋人ネイトともすれ違いが続いてしまう。こうして、早くもくじけそうになるアンディだったが…。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


全米批評家協会賞
助演女優賞 メリル・ストリープ
ゴールデン・グローブ
女優賞(コメディ/ミュージカル) メリル・ストリープ



ドキドキ ★★★★★★☆☆☆☆

サクセスストーリーですが、観る前に思っていたものではありませんでした。

ありきたりと言えばありきたりですがそこは80年代とは違う。

今風なドラマになっていて楽しめました。

「ワーキングガール」みたいなのを今更観てもなぁ・・と思ってたのです。

まず私はプラダが好きなので題名に魅かれました。

プラダを誰が着るのだろうか??

プラダといえばまず思い浮かべるのは逆さ三角のプラダマーク。

スーツやドレスにはなじみがないので興味がありました。

悪魔・・ということはメリル・ストリーブが着てるとわかります。

最後のほうで颯爽とプラダを着こなす彼女が見られますが、

スタイルよくなきゃ着られませんね。

私はメリルを「マディソン郡の橋」で大の苦手になっていたので、

別な感動を覚えましたよ(爆)

知性と品を感じましたねぇ・・

もちろん主役のアン・ハサウェイの魅力も。

真っ赤な口紅が似合うマネキン人形のような彼女のかわいらしさといったら!

特に後半に長い髪をキャスケットの中に入れボーイッシュな格好をしてるのがお気に入り。

シャネルの服はあまり好きではないのですが、

これを見たらキュートで上品だなと思いました。

服はミュウミュウですからプラダの妹なんですが、

これにシャネルのあのじゃらじゃらネックレスと合うのがセンスのよさでしょう。

とにかくいちに着こなし、

にに着こなし(苦笑)

何と何を合わせるのか次はどんな服を着こなすのか、

ファッションに興味があるヒトにはこたえられないと思いました。


スタバの使い方が面白いというか考えられませんね。

ショーン・ペンも「アイ・アム・サム」でスタバのバイトやってたし、

スタバってハリウッドでは当たり前に出てきますね。

ヒールはいてスタバのあっついコーヒーを(フタつきでも)かかえ、

エルメスの袋などをかかえて走るのがかっこいい世界・・

理解できません(苦笑)が、なんかわかるような気もしますね。

この映画の面白いところは、

普通とは違う世界を(ファッション業界)風刺しているところ。

私たちのほうが変わっていると認めているところ。

その普通ではない世界から作られた高級品は、

一部の人向けに消費されるためにあるのです。

やがて主人公はサクセスストーリーを歩み始めるのですが、

やはり普通ではない無理な世界は普通な彼女には合わなかった。

恋人や友人さえも離れていく・・

それでもその世界のトップに立つのか?

夢と虚像の世界、

それが例え自分に合わなくても努力して合ってしまったら?

合ってしまうくらいの努力とはなんなのだろう。

悪魔という名の上司に認められたい。

それがほとんどのような気がします。

認められれば答えがわかる。

メリルはおかしいくらい嫌味で本当にいそうな嫌われ役をやっています。

これがまた地でやってるのかと思うくらいうまい。

彼女は感動系をやるよりこういう役のほうがいいと思う。

嫌いなやつに認められたいと思うのには嫌われ役に魅力があるからでしょう。

幼稚な描写やお決まりの展開もあるのですが、

ただの根性ドラマではなく面白いなと思うのは、

主役と上司の人間性が描けているから。

普通ではない世界で悪魔が選んだのが、

その業界にはいない普通のしかもモデル体系ではない女性。

がんばって続ければいつか認めてもらえると。

しかしラストがうまくまとめてしまったような・・

ベタでもいいからそのままのし上がってほしかったり(苦笑)

本当に大事なものは・・というのはわかってる現実だからね。


「ターミナル」に出てたスタンリー・トゥッチがいい役どころでした。

出てるだけでもうれしいくらい。



拝啓天皇陛下

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▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


監督: 野村芳太郎
製作: 白井昌夫
原作: 棟田博
脚本: 野村芳太郎
多賀祥介
撮影: 川又昂
音楽: 芥川也寸志
 
出演: 渥美清
長門裕之
左幸子
中村メイ子
高千穂ひづる
藤山寛美




合格 ★★★★★★☆☆☆☆

いい映画に出会いました。

最初はコメデイが理解できずついてゆきかねてたのですが、

軽いノリの戦争風刺映画かと思ってたら・・

これ、後半感動したくらいです。

おそらくもっと年代の近い60-70代の方が観れば感涙ものだと思う。

私は松竹映画をあまり見ていませんし寅さんシリーズも未見です。

が・・この渥美清という人はほんとうにいい味の役者さんですね


どこかヒットラー映画で有名なチャップリンを彷彿とさせます。

が、彼の役にはそんな風刺も感じないしとにかくいてそうなキャラです。

現実にこういう時代にはこういう人はいたんではないかなぁ・・

今の日本という国の意義や生ぬるい現状に疑問を感じたら、

昔の戦争映画などではなくこういった喜劇の哀愁もよいですよ。

戦争映画は恋愛が絡むのが多いし私には大げさにただ感じるだけなのです。

この映画はその時代を知らない人にもなにかしらの共感を感じることができます。


何のために戦争をしたのか?

戦争に参加するということはどういうことなのか?

全ての人がそう望んでいたのか?

得たものと失ったものは何なのか?

そういった疑問が人命や国家のアイデンテイといった当たり前のものではなく、

今この時代に戦争突入したとしたら?

そういった考えで見ても十分見られました。


渥美清の役は今見るとこっけいではありますが、

その時代ではそんな信念を持つ人は多かったと思います。

なんとなく坂本竜馬を思い出したくらい楽天的で前向きです。

そして今の時代のような考えの若者たち・・

フォレスト・ガンプ」を思い出しました。

こういう時代がありこういう時代が終わった。

生き残った兵士のそれぞれの違う生き方。

そして会社社会のような上下関係の激しい学校で、

よき理解者である上官の死。

そこに戦争の意義があることを言い争う主人公。

わからないこと知らないことがなんとなく見えたような気がしました。


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¥1,350
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今を生きるのは過去があったから~というイエモンの曲を思い出し、

ひたむきでいて悲惨的でもないこんな戦争映画もいいのではないでしょうか?


見終わった後なんか切なくなったけれど、

その続きに同じ地の上に今の生き残った子孫がいる。

その時代に合わせるしかない。

どうあがいても人間なんて小さい。

描いている世界はそんなに大げさなものではないけれど、

共感し切なくなったのはやはり同じ日本人だからでしょうか。

人生は続いている。

それが途中で終着しても、

また同じような人生は続いていく。

だから歴史は面白い。





Yahoo!ライブトーク


humi 1Gですときれいですね
humi&sahashi 低速の画像は止まらずスムーズ(ギターは佐橋さん)

藤井さん若いです・・

yahoo!ライブトーク30分以上あるんですが、

大阪から帰ってきて3回も見ました。

プレミア会員になってなきゃだめです(普通にオークションとかメールとかやってる人ね)

メインページのライブトークから入ってゆきます。

この画像は高速のを携帯電話のカメラにて。

高速だと画像がよく止まるのでピントが合うのです(爆)

24日まで無料配信らしいです。

ちなみに著作権の都合上録ることはできません。


7月1日の大阪厚生年金会館について・・

ART ROCK シルバーです。


2年ぶりくらいのライブであり人ごみ暑さ高所苦手な私にとって、

3階席というのは座席確認後1列目に行くとクラァーッ(爆)

手すりの下に1階が・・(当たり前だ)よかった1列目じゃなくて・・

通路側だったことがもうそれだけでうれしくて。

暑さへの予備として水を隠して持って行きましたが、

なんと各階に販売機はあるしみんな持ち込んでた(だめなところもあるのよね)

しかし前日と午前中にバーゲンセールだ!と、

ミナミの町を(長堀から道頓堀まで)歩き詰めだったので、

演奏中立つことはなかった・・



nenkinkaikan

前が公園になっていて都会の喧騒から離れた落ち着く場所。

しかも交通の便はよいです。

歩くのがいやなので(苦笑)年金会館のホテルに泊まりました。

これは超便利!ライブのホールにホテルもついてるときは絶対よい。


○●○●○●○●○●曲リスト○●○●○●○●○●



ARTROCK

とにかく初めて行ったのに期待をよい意味で裏切られたのが、

フミヤの歌唱力がアルバムやビデオより数段よかったこと。

他の場所ではどうだったのか気になりますが、

今回のは特に後半よく声が出ていました。

この生歌がうまいと、

予習義務として聴いたイマイチだった新しいアルバムの曲たちが、

初めてまた聴きなおしたかのようないい曲に聞こえる。

この人はたぶん・・ライブ向きなのだろう(苦笑)


そしてDO NOTより好きになってしまった、

一番好きな曲をやるのかやらないのか?

Another Orion これをステルスとかいう斬新なスクリーン演出とピアノソロで聴けた。

しかしこの一番好きな曲のあたりまで声は出きってはいなかった。

まだまだかな?ときびしく聴いておりました。

この曲のちょい前にHow Farという曲をやったのですが、

私はこういったきれいなバラードが好きですね。

超低音から超高音にまたがるわかりやすい音。

とりあえずAnother Orion が聴けたからいいかくらいに思っていたのですが、

バラードばっかりでもかまわない(爆)

そう思ってはいたものの、

ちょっと飽きていたところ・・

後半から声が別人のように出ていました。

別人というのも変ですがまあ歌のジャンルが違います。


後半の曲では知らない曲(つまり持っていないアルバムから)が多かったのに、

すごくポップでロックしていたのです。

後半すごくよかったです。

いや、新しいアルバムがおとなしく地味だったのもあるんだけど、

あの後半の一連の曲からはバブルの香り(爆)がしました

エアロスミスみたいな曲だと相方はうれしそうでしたし、

KISSのようでもあるなどと言ってましたが(わからんよーー)

あの叫びやダンスは確かに7月に45歳になるとは思えない(爆)

あんな曲ばかりでは持たないし聴くのも疲れるだろうけど、

ああいう曲は・・好きかもしれない(全部バラードでもいいとか言っておきながら)


そして本当にこんなライブに行けていいんだろうか初めてなのにと思ったのが、

アンコールです。

チェッカーズの曲を3曲もやってくれちゃいまして、

しかも弟まで登場しちゃうんですから。

フミヤより尚之のほうが好きだった私としてはこれは・・

それまでしんどいのでずっと座っていたのですが、

思わず立っていました(見回すと全員立ってました)

そんなに大きくはない年金会館でも空席なしの満員を確認。

みんな踊ってるの・・

当時あまり好きではなかったNANAも、

今聴いたらいい曲とわかった(爆)

アンコール6曲というのはすごいのかどうか・・

すごいんだろうなぁ・・

修正、

尚のほうが好きであったけど、

歌はフミヤのほうがうまいに決まってる(苦笑)

これでCherieやsong for USA(これも好き)をやられたらと期待しすぎ(爆)

やっぱりうまいよ・・

レミオロメンのライブ行くまで一番にしちゃおう。


あとサポートメンバーもすごくよかった。

佐橋さんなんて山弦てことで知ってる人も多いと思うし、

有賀、屋敷、斉藤のRAUGUNS。

サザン桑田や小田和正のファンならピクッとするはず。


MCはいろんなところから検索すれば詳しく書いてあると思う。

ビリーザブートキャンプの話や千の風になってをちょこっと歌ったり、

まあMCは多すぎなかったので満足(MC中心の人もいるから)

歌を聴きに行ったという感じの充実感がありました。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇大阪ミナミのおすすめ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
zenzai 織田作之助の小説で有名な夫婦善哉

これで1人前です。小さいおわんがふたつで1人前。

昆布もおいしい。

おすすめは、をぐら屋の塩昆布。

お湯を注いで昆布茶にがまず基本。




kibouken
今回は行けなかったけど(暑いから)いつもよくいく、

道頓堀の希望軒(ホープけんと読む)

とにかく店内がおしゃれです。

味は濃い流行のものではないけどコクがある野菜醤油味。


ライブに行ってきました♪誰の??

去年秋から県外へ遊びに行っていなかったので体力は持つのか?

なによりも今回はライブです。

もともと音楽が大好きなのでライブはよく行っていたのですが、

だんだん行かなくなり最近では2年位前の大阪ドーム以来・・

記憶間違いだったらすいません。

2年くらい前にポール・マッカートニーが大阪ドームに来ました。

ああ・・音や絵の記憶は自負するくらいありますが、

とにかく数字に弱く覚えられません(爆)


前書き長いよ~!!



ライブ好きというのは生歌がCDよりもうまいと確認したいから。

よって今まで行ってきたアーティストの代表では・・


杉山清貴が一番うまい!!(ふるっ)

特に英語の曲などふつうあそこまで歌えません。

CDではさわやかに細い声で歌ってるけども、

ライブでは濃い(苦笑)くらいおおらかで豊かな高音の伸び・・


あと、記憶をたどれば久保田利伸は黒い(爆)

つまりソウルフルでファンキーなのですが、

今のソウルな人たちと比べても一番黒い(苦笑)

ただ・・ノリを強要するので若く体力がなきゃ持ちません・・


桑田にスタレビにミスチル(3回行きましたがCDのほうがよかった・・)

いろいろ行ってましたが今回のアーティストは今更なんですが、

藤井フミヤ!

なぜ今更なのか自分でもよくわからないのですが、

チェッカーズというグループが旋風を巻き起こしていた当時、

私は・・少年隊のファンであって(爆)

しかも生まれて初めて行ったライブが大阪フェスティバルホール、

しかもですね母親同伴(でなきゃ行くのを許されなかった・・)

チェッカーズは曲は好きでしたが、

相変わらず少年隊のあと私は光るゲンジのファンと引き続き・・

あ、でもそれからジャニーズは興味なくなりました。

たぶんダンスが好きだったので踊りがうまいグループに走ったのです。

チェッカーズの後半はよく聴いていました。

最初のほうがどうも合わなかったので好きになったのが、

メンバーが曲を作り出してからしばらくしてです。

Cherieというかわいらしいけど洗練された切ない曲からぐらいですね。

(少年隊もバラードのように眠れとか君だけにとかです)

チェッカーズが解散して藤井フミヤがソロ活動してもピンとは来なかったです。

もともと声は好きでしたが私はどちらかというと、

弟の尚之のほうが好きだったのです(爆)

最大に売れたTRUE LOVEもドラマの筒井君にキュンでしたくらいで・・

しかしもともとビートルズっぽい曲が好きだったので、

藤井フミヤの音源(CD)で唯一持っていたのは、

シングルCDでDO NOTのみでした(わかる人にはわかる曲)


DO NOT/藤井フミヤ
¥1,020
Amazon.co.jp      カラオケ目的に新品で昔に買ったんですが難しい・・

SINGLES/藤井フミヤ
 実はこれも持っていました(苦笑)ベストみたいな・・
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Order Made(初回生産限定盤)(DVD付)/藤井フミヤ
¥2,550
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2000‐1/藤井フミヤ
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R&R/藤井フミヤ
¥400
Amazon.co.jp         これも実は持っていました(聴いてなかったってことや・・)


で、私が行きたいなぁと思っていたのが洋楽のかたがたなんですが、

とにかく実現不可能だし関西圏くらいの近場でなきゃだめ。

S&Gが再結成されるはずだったんですがガーファンクルの不祥事でボツ。

ジョージ・マイケルも不祥事でボツ。

ブラーやトラヴィスなんて関東やサマソニくらいしか来ない。

体力がない上に暑さや人ごみ苦手(苦笑)なので、

野外は無理!!


ミスチルは深海ツアーの思い出だけで置いておきたい。

今でも好きなのは変わらないけど生は前列で聴いてちょっと・・

アーティストに対してひじょーに厳しい愛を持っております。

まあまだ行っていないので聴きに行きたいのは、

レミオロメンくらいかな?

あのボーカルの歌唱力は半端じゃない。

けど曲全部知らないのとマニア向けなので(人気の割には)

DVDは持っております。

来年にでも行ってみようと思う。


フミヤは声は以前から好きなので聴きたいとは思っていましたが、

最近出したアルバム中心の構成でやるらしいし、

ゴールドとシルバーと2バージョンがあり、

初めて行く分にはかなりとまどう未体験ゾーンだったのです。

その2バージョンの仕組みもしらなかったので、

とにかく中古でライブビデオ(カウントダウン)や中古CDを買いましたが・・

期待したほど上手には思えなかったので、

どうしようか・・と迷いました。

このビデオテープは2000年カウントダウンライブなのですが、

あとでいろいろ調べるとこの人は、

その日の状態により歌唱力が違うらしい(爆)

カウントダウンなんて一発ものだしまあ緊張するわなぁ・・


軽い気持ちで他に行きたい人のがなかったからという理由だったのですが、

これがこれが・・

こんなによかったとはそのときにはわからなかったでしょう。

続きは次回。



眉山 -びざん-

眉山 -びざん- 2007 日本



bizan


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

監督: 犬童一心
原作: さだまさし 『眉山 -BIZAN-』(幻冬舎刊)
脚本: 山室有紀子
撮影: 蔦井孝洋
美術: 瀬下幸治
編集: 上野聡一
音楽: 大島ミチル
主題歌: レミオロメン 『蛍』
照明: 疋田ヨシタケ
録音: 志満順一
 
出演: 松嶋菜々子 河野咲子
大沢たかお 寺澤大介
宮本信子 河野龍子
円城寺あや 大谷啓子
山田辰夫 松山賢一
黒瀬真奈美 河野咲子(14歳)
永島敏行 島田修平
中原丈雄 小畠剛
金子賢 吉野三郎
本田博太郎 綿貫秀雄
夏八木勲 篠崎孝次郎

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


さだまさしの同名小説を「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心監督が映画化した感動ドラマ。

ガンに冒されながらも気丈に振る舞う母と、そんな母の秘められた過去の恋を辿ってゆく娘の強い絆を描く。

出演は「犬神家の一族」の松嶋菜々子と「子ぎつねヘレン」の大沢たかお、そして10年ぶりの映画出演となる宮本信子。
 東京で旅行代理店に勤める咲子は、徳島で一人暮らしをしている母・龍子が入院したとの報せを受け、久しぶりの帰郷を果たす。

咲子はそこで母が末期ガンであることを知る。元々江戸っ子の龍子は入院してもなお、何でも自分で決めてしまう。

そんな母に寂しさを感じながら看病を続けていた咲子は、医師の寺澤と出会い、少しずつ心を癒されていく。

そんな中、母からは死んだと聞かされていた父が今も生きていることを知った咲子は、母の人生を知りたいと、まだ見ぬ父のもとを訪ねるのだが…。



流れ星 ★★★★★★☆☆☆☆


例によって原作を読まずにしかし前知識は調べて観にいきました。

微妙~!

すごく映画的であまりに映画的すぎなので、

テレビドラマを映画化したような作られた世界がそこにありました。

やはり「東京タワー」を観て比べてしまう・・

あれはノンフィクションのいいところと悪いところがあった。

でもこれはああ、フィクションの世界だ・・


私は徳島なので出てくる景色も見たものばかりだし、

ひいきに観なければいけない立場なのですが・・

親子の愛情があまり丁寧に描かれていないような気がしました。

比べてしまうのも仕方ないのですが「東京タワー」では、

単に誰にでもあるお話ですが、

子供がどれだけ親にしてもらったことを、

愛情で返せるかという当たり前のいとおしい話。

眉山は子供が親に返せる愛情は父親と合わせること、

そしてそれこそが自分探しでもあり親から子の償いでもある。

ここらの筋はわかっていても苦手な・・

洋画でいえば「マディソン郡の橋」や「タイタニック」に似た感じがしました。


どうも親子の過去に恋愛を絡ませる筋はドラマチックになりがちですが、

やはりドラマ演出が効いていて感情移入は難しかったです。

娘の自分探しと母の隠された過去の思い出・・

実際にどこにでもあるというよりは、

洋画やテレビドラマにありそうな展開・・

せっかく朴訥で自然も美しい徳島を舞台にしているのだから、

娘と母の過去の思い出を後半に病院の公園のベンチで話すのではなく、

時折織り交ぜてどこかにあるお話にもしてほしかったです。
共感を得られ、

自分の話でもない映画。

私はどうもこのての映画にはいつも期待してしまうのが、

世界は違えどどこか自分が入ってゆける余地のある映画。

ニューシネマパラダイス」の、

帰ってきても子供の部屋はそのまま用意されているくだりや、

イルポスティーノ」のように、

田舎から出たい自分と出た恩人に贈る音が実はかけがえのない田舎の美しさ・・

映画ではこれらのイタリア映画を日常に重ねることができる余地がある。

もちろん「東京タワー」も私の世界ではないけれど、

あのお母さんはどこにでもいそうだし、

伝えたいことはただ親への恩返しとどこにでもある。

「眉山」だから徳島だから厳しく観てしまうのかもしれませんね。

もし私が徳島から遠く離れていれば・・

おそらくはあの真夏の阿波踊りのシーンだけで感動できるかもしれない。

でもあの阿波踊りも映画的でした。

桟敷で見物するシーンだけではなく橋や町全体で踊り狂う絵が少ない。

汗を感じないのはやはり映画的なきれいさが優先されていたから・・

あと・・

母親がどうも私が苦手な感じの女性だった。

徳島の母親はもっと暖かく朴訥でいてほしい。

あれでは元旅館かクラブのママですよ・・

原作がそうなんだから仕方がないのですが、

これが大きな違和感でした。

私が犬神家シリーズの女性が苦手なのもそんな理由から。


よかったところはあまり欠点がない映画的な映画だったということ。

ここまで映画的に描くなら、

水のきれいさや自然の美しさをそのまま演出してほしかったかな。

蛍のシーンは幻想的でしたがやはり映画的でした。

毎年田舎の母と阿波踊りを見に行くのが恒例になって、

いまや義務と化しております。

いやいやめんどうくさいけど、

でもそれが多少の親孝行で誰でも恒例のお盆帰りなのです。

その中途半端な気持ちと変わらない安堵感は、

出せていたと思いました。



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