ジュラシック・パーク | 桜さんの映画鑑賞日記

ジュラシック・パーク

JURASSIC PARK

1993年

★★★★★★★★☆☆


監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 サム・ニール=アラン・グラント博士
ジェフ・ゴールドブラム=イアン・マルコム博士
リチャード・アッテンボロー=ジョン・ハモンド
サミュエル・L・ジャクソン=レイ・アーノルド
ジョセフ・マッゼロ=ティモシー・マーフィ
ローラ・ダーン=エリー・サトラー博士
アリアナ・リチャーズ=アレクシス・マーフィ
原作 マイケル・クライトン
脚本 マイケル・クライトン
デヴィッド・コープ
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 ディーン・カンディ
製作 キャスリーン・ケネディ
特撮 スタン・ウィンストン
フィル・ティペット
マイケル・ランティエリ
デニス・ミューレン
ILM/Industrial Light & Magic



気に入ったのでDVDを買っちゃいました。
恐竜、怪獣ものは嫌いなんですが、これは夢がある。

先にロストのほうを見てしまいガックリきたところ、
これを見て(なぜあのときに見なかったのか・・)と後悔。
公開当時大阪のミナミで友達に誘われ、断った覚えがあります。
理由はふたつ。立ち見してまで恐竜映画など見たくない。
そして、大ファンのスピルバーグがCG映画でヒットした。
それを認めたくなかったのです。
今となっては映画館で見たくても見えません。
つまらぬ意地など張らなけりゃよかった。
スピルバーグ=すばらしい特写と考えていたようです。
今ではCG映画も違和感なく見れます
(ていうか、CGなしの特にSFはありえない)が、
CG映画と嫌っていたふたを開けてみるとこの作品、
それだけじゃあないんですよね。
簡潔でいて深いところを描いてる。
2では笑えなかった怖いギャグも、こちらでは見事。
ヤギはどこに?あのシーンなんかうまいです。

あのデブの裏切り者のエンジニア、
ガンジー作のアッテンポロー監督
(同年E.T.が賞を取れなかったのは、
ガンジーが総ナメしたため)
濃い、薄いの対照的な顔立ちの二人の男。
ヒロインも上品でかわいいです。
ケガをして横たわる恐竜を発見し、
涙ぐむところなど自分も感情投入できる。
出演者のほとんどがいい。

あと最大にロストと比べていいと思うのは、映像美です。
冷静に比べるとこちらのほうがソフトで、
ロストのほうがきめ細かい。
でもあまり解像度が優れた画像はリアルすぎて
逆に現実味がない。
こちらのほうは映画そのものの、美しさがある。
きれいでくっきりしたリアルな映像と、
絵本のようなぼやけたファンタジーな映像、
ファンタジーのほうを選びます。
スピルバーグ作品の好きな映像のほとんどは、
ファンタジー(逸話)ですから。しかもそのほうが、
なぜか脚本もよく自分も違和感なく冒険の世界にいける。

このジュラシックは、夢のような世界に
科学的なつじつまあわせもあり、
暗さも明るさも生かされた誰もが楽しめる映画と思う。

特典映像が面白かった。
スピルバーグがロケ地のカウアイ島で
カメラを試し撮りしてるんですが、
牧場に牛の群れを発見し・・・(君たち映画に出ないかい?)と、
牛をスカウトするシーンは爆笑。
でも牛は全部逃げちゃった。
(かぶりものは嫌いかい?恐竜のだけど)と、
まだ続ける監督に、クルーの全員が大爆笑!




タイトル: ジュラシック・パーク コレクターズ・エディション




タイトル: ジュラシック・パーク ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 限定デラックス・ボックス




タイトル: ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク コレクターズ・エディション