ミニオン!


『怪盗グルーのミニオン大脱走(吹替)』
自ら発明したアイテムを使い、犯罪を繰り返すバルタザール・ブラット。
彼の捕獲を命じられたグルーだったが、取り逃がしてしまい、半悪党同盟をクビになってしまう。
落ち込むグルーの前に、生き別れの双子の兄弟だという、ドルーが現れた。
ドルーは、グルーと真逆のフサフサの金髪で、父が残した莫大な遺産で裕福に暮らしていた。
その頃ミニオンたちは、悪党に戻らないと宣言したグルーと決別し、新たなボスを探すが‥‥。

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「怪盗グルー」シリーズ第3弾です。
監督は「ミニオンズ」でも組んだカイル・バルダとピエール・コフィン。

もうミニオンのかわいらしさは安定ですよね。
今回はどんなアクションをしてくれるのか
どんなイタズラをしてくれるのか
一挙手一投足(短めの)が、楽しみで仕方ないです。

今回の敵は、80年代の権化のような男・ブラット。
肩パットごりごりのキラキラした服を着て、80年代の名曲に乗って登場されちゃうと
世代の人間としては笑っちゃうしかないです。笑

でも今回は、ミニオンの登場シーンが、期待よりだいぶ少なかったような。
グルーの生き別れの双子が登場とか、そういった新しい要素も楽しいんですけど。
それよりも、ミニオンの出しろの少なさに対する不満が勝ってしまって。

「怪盗グルー」の冠ですけど、今や主役はミニオンたちと言っても過言ではないですから。
作ってる側と求めてる側のズレを感じるような印象でした。

それと僕は吹替版で観たのですが、前作からの引き続きの方は良いとして
やはり、声優さん以外を多用するのは観てて気になりましたね。
正直、つたなさを感じたり、演じてる方の顔が出てきてしまったり。
もちろん、お上手な方もいらっしゃるんですが。

すっかり僕もミニオン好きになってしまったので、今回もかわいらしさに癒されたのですが
できれば次作は、もっとミニオン増し増しでお願いいたします。


☆個人的見どころ
 ・とにもかくにもミニオン
 ・80年代な敵
 ・謎の兄弟愛