ペットを飼うということ。



『ルドルフとイッパイアッテナ』

偶然家から出てしまい、迷子になった小さな飼い猫のルドルフ。

誤ってトラックに乗ってしまい、たどり着いた先は大都会の東京。

そこで出会ったのは、あたり一帯を仕切るノラ猫のイッパイアッテナ。

ルドルフは、イッパイアッテナに習い、ノラ猫として生きる術を学ぶ。

しかしやはり、ルドルフは元の飼い主を忘れられず‥‥。


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原作は、斉藤洋さんの児童文学だそうです。

ルドルフ役は井上真央さん、イッパイアッテナは鈴木亮平さんをはじめ

人気の役者さんたちがたくさん声優として参加しておられます。


いい話っすね~。

いろいろ考えさせられる、という意味で。


子供たちに観て欲しい映画ですね。

かわいい子猫の、ハラハラドキドキ大冒険という、子供でも楽しめる映画なのですが。

できれば大人と一緒に観て「おもしろかった」だけで済ましてほしくないです。


いろいろあるじゃないですか、ペットの問題。

引っ越しや事情で飼えなくなったりして、捨てたり。

ダメなペットショップやブリーダーが、雑に繁殖させて、売れ残りを雑に扱ったり‥‥。


僕、本当に腹が立つのです。

飼う以上は、犬だろうが猫だろうが小鳥だろうがカエルだろうが昆虫だろうが、命を預かるわけですから。

ましてや、犬猫なんて、感情を持って、こちらに接してくるんですよ。

家族の一員として扱うのは当然ですし、それくらいの覚悟を持って迎え入れて欲しいのです。


なんとなくええ話しになってましたけど、この映画の中にも、許せない人間が出ていましたよ。

それでもペットたちは、良くも悪くも飼い主に従うしかないのです。


いろんな見方ができると思います。

学校でみんなで観て、その後にいろいろ話し合って欲しい映画ですね。



☆個人的見どころ

 ・ルドルフvsデビル

 ・飼い主たち

 ・ルドルフの決断