『noma ノーマ、世界を変える料理』
デンマークにあるレストラン「noma」のシェフ、レネ・レゼピ。
美食とは縁遠いイメージのあった北欧で、北欧の素材にこだわった革新的なメニューを次々と創作。
ついには、3年連続世界一のレストランに選ばれる。
しかし翌年、ある出来事があり、首位の座から陥落。
noma は、存続の危機に立たされる‥‥。
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イギリス映画ですよ。
「世界ベストレストラン50」で、3年連続世界一に輝いたレストラン「noma」と、そのシェフのレネ・レゼピを4年に渡り密着したドキュメンタリーです。
世界一のレストランと言うことは、世界一予約が取りにくいということで。
そこの料理が見られるだけでもう、目からよだれが。
トップに立つ人っていうのは、誰しも共通点があるんですね。どの世界の人でも。
常識で考えられないような荒地に踏み入り、気づけばそこに見事な道を作り上げているような。
レネもそういうタイプで。
そして、良い意味でも悪い意味でも子供なんですよね。
新しい料理に出会った時、子供のようにはしゃぎ。
従業員がミスを犯すと、感情的になって怒鳴りつける。
近くにいたら気を使ってしゃあないでしょうけど
その好奇心と探求心、そしてこだわりが、新しいメニューを生み
「noma」を人々を引き付ける店にした理由が、スクリーンから伝わって来ました。
しかし、順位って何でしょうね。
レネが凄く良いことを言ってましたよ。
「それぞれ好きな色はあるけど、それに順位はつけられない」(たしかそんな感じ)
料理もそうだと。
とか言いながら、ランキングは気になっちゃうっていう。
お笑いでも大会はありますけど。
魔物ですね。順位は魔物。
世界最高峰の仕事場を見られるって言うのは、どんなジャンルでも刺激的ですね。
「ミスター味っ子」「中華一番」そして「食戟のソーマ」を夢中で読んじゃう僕ですから。
料理マンガから飛び出て来たようなレネとnoma。
いつか行ってみたいもんっすなあ。
☆個人的見どころ
・天才レネ・レゼピ
・独創的な料理の数々
・日本人がいる!