『ちはやふる －上の句－』
小学生の千早、太一、新は、百人一首を使って競う競技かるたでいつも遊んでいた。
しかし、新が家の事情で引っ越し、いつしか３人は離ればなれに。
高校生になった千早（広瀬すず）は、競技かるた部を創設し、再会した太一（野村周平）と共に部員集めを開始。
そして、全国大会を目指して猛特訓を開始するが‥‥。
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末次由紀さんの人気コミックの実写化です。
監督は、僕の好きな映画「ガチ☆ボーイ」の小泉徳宏さん。
主演は、今をときめく広瀬すずさん！
なんとまあ、真っすぐな青春映画でしたよ。
恋愛、友情、幼馴染み、三角関係、部活、団結、挫折、勝利、敗北‥‥。
欲しいやつ、全部入ってましたね。笑
言っちゃあ失礼ですけど、競技かるたなんてマイナー競技じゃないですか。（すみません）
でも、こういうマイナーなものにスポットを当てる映画には
「自分もやってみたい！」
と思わせて欲しいんですよね。
僕はですよ。
そう言った意味では、文句なしに競技かるたの魅力が伝わって来る映画でした。
素人でも入りやすいように、分かりやすく
それでいて、トップレベルの凄まじい争いも描いていて。
やってみたい！
その競技かるたを中心にしての、全体のバランスがすごく良かったです。
千早と太一、それぞれの想い。
離れて暮らす新の想い。
他の部員たちや登場人物のキャラもしっかり立っていて。
そして、千早たちに立ちふさがる強敵たち。
恋愛のあれやこれやがありつつ
新設部の苦悩もありつつ。
気づけばラスト。
なんと心地好いテンポ。
広瀬すずさんは、やっぱりこういう陽の役がいいですね。
かわいらしさと明るさで、映画を引っ張って行くパワーを感じました。
なにより、僕の嫌いな前後編システムやったんですけど。
ちゃんとキリの良いところで終わらせてくれていて。
かつ、後編への布石も忘れず。
早く後編が観たくなりましたよ。
まあ、同じ日に観たんですけどね。笑
後編の公開まで、前編観るの我慢してて良かった！
☆個人的見どころ
・間違いない広瀬すず
・競技かるた
・運命戦