『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』
巨人化することが分かったエレンは、味方に捕らえられ、処刑されることに。
しかしそこに、ヨロイをまとったような巨人が現れ、エレンはさらわれてしまう。
騒ぎにまぎれ、ミカサやアルミンたちも脱出。
その頃エレンを巨人から救い出してくれたのは、意外な人物だった‥‥。
---------------
監督は樋口真嗣さん。
三浦春馬さん、水原希子さん、石原さとみさん、長谷川博己さんなど、キャストももちろんそのまま。
前編でだいぶとハードルが下がってまして。
「原作と全然違うものなのだな」という意味で、ですよ。
なので、割り切って観ることができました。
前編のイライラ(原作と違い過ぎるという意味で)も、もう収まり。
この映画はこの映画として、楽しんじゃいましたよ。
リヴァイと重ねて観てしまった、長谷川博己さん演じるシキシマも、後編に入ってさらに別人になってましたし。
というか、モデル誰やねんくらいの、謎キャラっぷりで。
終盤に進むにつれ、昭和の特撮怪獣映画を観ているような、粗削りなダイナミックさが。
「進撃の巨人」を観ているというよりも
「大魔神」や「サンダ対ガイラ」を観ているみたいな。
原作は、巨人化にまつわる謎や陰謀がメインなのですが
この劇場版はもう、もはや巨人対巨人の対決。
まあ、まだ原作が終わってないのに、前後編で決着つけにゃならんわけですから。
開き直って振り切ってるように感じられて、それが心地よかったです。
ただ、エンドロール後のくだりは、僕はちょっと余分だったかなと。
そんなわけで、ファンの間で議論が巻き起こった実写版の前後編が完結しました。
なので僕は、原作の世界に戻ります。
☆個人的見どころ
・巨人vs巨人
・お前誰やねんシキシマ
・やっぱり石原さとみさん