シリーズ4作目!



『トランスポーター イグニション』

契約さえ守れば、何でも確実に運び届ける運び屋のフランク。

ある日、美女から依頼を受けるが、それは依頼人を含め3人の女性を逃がせというものだった。

最初の契約と違うとフランクは拒否するが、実は彼女たちは、フランクの父を人質にとっていたのだ。

しかも毒を盛られた父の命は、残り12時間。

断ることのできなくなったフランクは、彼女たちと愛車アウディに乗り込むが‥‥。


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ジェイソン・ステイサムの出世作・「トランスポーター」シリーズ。

4作目から、主役がイギリス出身のエド・スクレインに交代。

リュック・ベッソンは製作と脚本に。

監督は、「フルスロットル」のカミーユ・ドゥラマーレ。


「ワイルド・スピード」シリーズと並び、カーアクション映画の最高峰にあるのが、この「トランスポーター」シリーズ。

今回も期待を裏切らない迫力でしたよ。

どんなアクションを見せてくれるのか?

どこまで生身の人間がやってるのか?

ストーリーがどう転んで行くのか?

そんなワクワクたっぷりで。


車を使ったアクションもそうですが

銃を使わない格闘アクションでもアイデア満載。

もう、ひとときも目が離せませんでしたよ。


前作までのジェイソン・ステイサムに替わり、新しくフランク役に選ばれたのは、エド・スクレイン。

長身・細身と、前歯の感じが、一見阪神の藤浪投手を思い出させられたのは僕だけでしょうか?僕だけか。

そんな彼が、ジェイソン兄貴同様、どんなピンチになっても血まみれになっても、クールにそこを脱し、依頼を遂行するのです。


エド・スクレインのフランクも雰囲気ありますね。

顔の下半分だけでしゃべってる感じが、なんか機械っぽくて良いです。笑


そして、几帳面で神経質で根暗なフランクと打って変わって、チャラくて適当で、それでいてダンディな父親。
このレイ・スティーブンソン演じる父親が、この映画の良いスパイスになってました。

フランクとの対比が良くて。

もちろん、ロアン・シャバノル率いる美女軍団も素敵。


とは言え、ジェイソン・ステイサムの代名詞でもあるトランスポーターシリーズですから。

以前からのファンは、主役の変更に戸惑っちゃうかもですね。

まあそれは、観てから判断すればいいじゃないですか。


僕は面白かったですし、じゅんいちダビッドソン風に言うと「のびしろ」を感じました。

さらなる続編にも期待しております。

☆個人的見どころ

 ・新フランク・マーティン

 ・消火栓のとこ

 ・父ちゃんカッコ良い!


(10月24日公開予定)