テリー・ギリアム監督!


『ゼロの未来』

近未来。会社勤めの天才コンピューター技師コーエンは、世間に馴染めず。

ある人物からの電話を待つが、全くかかってこず、仕事や人生に疲れていた。

ある日、会社から「ゼロの定理」という、謎めいた数式の解明を命じられたコーエン。

教会にこもり解明するコーエンは、無理矢理連れて行かれたパーティで、ベインスリーという魅力的な女性と出会う。

彼女との恋や、会社社長の息子で、同じく天才的なコンピューター使いであるボブとの交流から、コーエンは生きる意味を見出して行くが‥‥。


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「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」などの鬼才テリー・ギリアム監督です。

主演はクリストフ・ヴァルツ。


こんなことを言うのは恥ずかしいんですが

僕、全く意味が分からなかったです‥‥。


近未来といいつつも、街はゲームの中のような、おもちゃ箱をひっくり返したような風景。

コーエンがコンピューター技師というのは分かったんですが

その仕事内容は、テレビゲームで遊んでいるかのようで。

そんな独特すぎる世界観に、序盤は結構惹きつけられたんですけど。


若いエロい女性に恋したり

これまた若い社長の息子に、友達のようにアドバイスされたりと

なんやかんや人間模様もあるんですが

結局、それが何に繋がっているのか、僕には理解できないまま終わってしまいました。

コーエンがしつこいくらいに待ち続けている電話も、結局何だったのか‥‥。


きっと、いろんなところに意味が含まれてるんでしょうけど

今の世間を皮肉るものだったり、未来を悲観するものだったり。

でも、それを汲み取るには、僕にはちょっと経験値が足らなかったのかもです。


とは言え、こういう脳みそをかき回されるような映画が好きな人もいるんやろうなあ。

この映画を理解できた人の見解を聴いてみたいす。まわりに誰かおらんかな。



☆個人的見どころ

 ・脳がかきまわされる感じ

 ・変な会社

 ・えろい娘