コラボ童話?


『イントゥ・ザ・ウッズ』
魔女に呪いをかけられて、子供を授かれないパン屋の夫婦。
その魔女から、呪いを解くためには4つのアイテムが必要だと告げられる。
それは、赤いずきん、真っ白な牛、黄色い髪、黄金の靴。
夫婦は、期限までにそれらを集めに森の中へ。
その森には、パンを運ぶ赤ずきんや、豆をもったジャック、城から逃げるシンデレラが迷い混み、奥の塔にはラプンツェルが住んでいた‥‥。

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「シカゴ」などのロブ・マーシャルが監督です。
ディズニー製作の大人気ブロードウェイミュージカルの映画化なんですと。

日本でも、桃太郎・金太郎・浦島太郎がコラボしたCMが今やってますけど
こちらは海外の童話バージョン。
ちょっとブラックな解釈も入れて、物語の後日談までのおまけ付きで。

物語は、ちょっと強引ではあったけど、うまくそれぞれのお話しを絡めつつ。
どう転んで行くのやらと見守ってたのですが

終盤に向けて、どんどんごちゃごちゃしちゃった印象ですね。
終わった後、「で、結局何だったんだろう」ってなっちゃいましたよ。

何かこう、愛せるキャラクターがいなかったんですよね。僕には。
ブラックなのが嫌いなわけではないですけど
それにしても、ガサツというか下品なキャラが多くて。

あと、ちょっと歌が多すぎかなと。
もともとミュージカル映画はそんなに好きではないのですけど。
それでも、心に響く歌を、良いところでガツンと入れられると、ええもん観たなとなるのですが。
この映画は、やたらと歌が入ってきて、それが物語の進行を妨げてるように感じてしまいまして。

そんなこんなで、僕は深く入り込んで観れませんでした。
舞台版を見ると、また印象が違うのやろうか。


☆個人的見どころ
 ・まさかの童話コラボ
 ・進撃の巨人
 ・奇想天外なエンディング