さようならミラノ‥‥。


『ポーラー・エクスプレス』
クリスマスイブの夜、少年はもうサンタクロースの存在を信じていなかった。
しかし、真夜中に轟音が鳴り響き、外に出てみると、家の前に巨大な蒸気機関車が。
その汽車の名は、「急行・北極号」。
車掌は、サンタの存在を疑う少年少女を北極に連れて行き、そこの様子を見せたいと言う。
半信半疑の少年は、恐る恐るも汽車に乗り込み‥‥。

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今年いっぱいで閉館する新宿ミラノ座。
20日から大晦日まで、過去の名作を日替わりで上映中なのです。

そしてこの、2004年日本公開の「ポーラー・エクスプレス」。
ロバート・ゼメキス監督のCGアニメ作品です。
そして、トム・ハンクスが、主役の少年をの声を始め、5役を努めたことでも話題になりました。
原作は絵本なんですね。

僕は初見なんですが。
いや~もう、感動するくらい楽しかったです。

ファンタジックで夢のあるストーリーと
スリル満点、迫力のある映像と。

サンタクロースを楽しみにしている子供時代から、誰しもが通る、その存在を疑う時期。
そんな子供たちを引き連れて、ポーラーエクスプレスは北極へ走るのです。
中には、元気な子、内気な子、知ったかぶりな子、さまざま。
その全ての子たちに、もう一度夢を持ってもらうために。

なんかもう、一つ一つのシーンが夢いっぱいで。
北極に行くまでも、着いてからも。
自分が子供に戻ったかのように、ドキドキし、ワクワクし、ハラハラし。
目を輝かして観てしまいました。


そしてまあ、映像がすごい!
特に汽車が爆走するシーン。
単純にCG技術だけで比べると、今の方が格段に進んでいるのですが
疾走感とアングルの妙で、3D映像を観ているかのような迫力で。
遊園地のアトラクションに乗ってるかのように、下っ腹に力が入りましたよ。
たまらんすな。


絵本が原作ということで。
どちらかと言うと、子供向けの映画なのかなと思いきや。
子供も楽しめるし、大人も童心に帰れる素敵な映画でした。
ミラノの大スクリーンで観れて、本当に良かった!


☆個人的見どころ
 ・サンタ登場
 ・汽車爆走
 ・まさかのスティーブン・タイラー!