新作!


『007 スカイフォール』

MI6のエージェント「007」ことジェームズ・ボンド。

トルコのイスタンブールで、敵ともみ合ううちに高架橋から川に落下。

生死不明になった007を、MI6は死亡と判断する。

その頃、MI6本部が爆破され、さらにはサイバーテロも。

それらの犯行は、MI6のトップ「M」に恨みを持つ者の犯行だった。

混乱を極めるMI6に、一命を取り留めていたボンドが戻る‥‥。


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いや~、これはもう!

これはもう!

すごい!


冒頭からクライマックスのようなド迫力アクションで。

とにかく映像とアイデアがすごいのなんの。

もう、釘付け。

全体を通して面白かったんですが、この冒頭だけでも、あと何回か観たいくらい。


僕はダニエル・クレイグの007は全部観てますけど、過去の作品は数作しか観たことありませんで。

なので、ダニエルシリーズしかほぼ分かりませんけれども。

007は攻めて(潜入して)活動するイメージがあるので、今回のように(MI6を)守る立場の007が何か新鮮でした。


最新鋭ボンドアイテムも、もちろん登場しますし。

敵の攻め方・こっちの攻め方もえらいハイテクになってきましたけど。

往年のファンにも嬉しい演出もばっちり入っているのがニクイとこですね。

さすが007シリーズ誕生50周年!


敵役が、えらい不気味ですごいな役者さんやなと思ったら、ハビエル・バルデムなんですな。

「ノー・カントリー」での冷酷な暗殺者役も、半端ない迫力でしたから。

この映画で気になった人は、そっちも必見ですよ。


ただ、冒頭のインパクトがあまりにも強くて。

クライマックスの方が、逆にちょっと地味に感じられて、なんか寂しかったです。

いや、とは言いつつも凄いんですけどね。


あと、どうしても気になったんですが。

冒頭で橋から何十mも下の川に落下したボンドが生きてるわけですけど。

それが、何かの作戦とか、影の力が働いて、とかではなく。

なんと普通に、自力で助かってたって言うのが‥‥

いや、無敵やん!

まあ、それくらい強靱であってこそ、ジェームズ・ボンドだ!と言われれば、それまでなんですけど‥‥。


とは言え、そんなことは小さいことで。

今回もジェームズ・ボンドにシビレてしまいました。

ロンドン五輪の開会式にも登場し、さらに名を挙げたボンドさん。

そんな乗りに乗ってるボンドさんの活躍は、ぜひ映画館の大スクリーンでどうぞ。



☆個人的見どころ

 ・冒頭

 ・ボンドカー

 ・コモドオオトカゲ