リュック・ベッソン製作!



『ロックアウト』

2079年。

徹底した囚人管理で、脱獄率0%を誇る宇宙刑務所MS-1。

大統領の娘がそこの視察に訪れている時、一人の囚人が制御室を乗っ取る事件が。

さらに、冷凍睡眠で眠らされていた500人の囚人を一斉に解き放ち、MS-1を制圧してしまう。

人質救出作戦を任されたのは、スパイ活動中に仲間を殺した容疑で逮捕されたスノウ。

気が乗らないスノウだったが、自分の無実を証明できるかもしれない男がMS-1にいることを知り‥‥。


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悪の巣窟に乗り込み、なおかつ困難な任務を押しつけられる主人公。

嫌々ながらも断れない理由から引き受け、体を張ってミッションをクリアしていく。

これは

ベタなハリウッド系アクション映画だ!

でも、そのベタがやっぱり楽しいんですよねえ。僕は好き。


主人公がまた良いんですよね。

自分の命がピンチにさらされている時も、必ずジョークを挟んだり。

クールで女子にも冷たいけど、ここ一番では守るツンデレっぷりも。

まさにアメリカン・アクションヒーロー像。

それにぴったりハマるガイ・ピアースも素敵。


悪役がこれまた光ってました。

特にボスの弟。

あれは本物の迫力でっせ。本物ではないでしょうけど。

こういうアクション映画は、悪役の出す緊張感で、だいぶ雰囲気が変わりますもんね。


舞台が宇宙刑務所ということを除いては、よくあるハリウッドアクションものなんですが。

その、「宇宙感」みたいなものが、ちょっと薄く感じてしまいました。

シャトルとかたいそうな乗り物使ってるのに、行き帰りが容易に見えましたし。

刑務所内でのアクションに、そこまで宇宙感を感じなかったのも大きいかも。

一歩出ると空気がないとか。

重力がどうとか。

いや、そういうくだりもあったんですけど、どうせならもっと観たかったなと。


そんなことを言いつつも、なんやかんや楽しんで観ちゃいましたけどね。

二転三転のストーリー。

ハラハラドキドキのアクション。

結局僕は、こういうベタなアクション映画が好きなんすな~。



☆個人的見どころ

 ・ガイ・ピアース

 ・キ○○イ悪役兄弟

 ・本当に悪いのは?