ジュリア・ロバーツ!


『白雪姫と鏡の女王』
18才になった白雪姫。
幼い頃、父親である国王が森で亡くなって以来、意地悪な継母に幽閉されていた。
かつて裕福だった国は、ワガママ放題の女王のせいで、民は困窮し、今や破産寸前。
そんな事おかまいなしの女王は、隣国の王子との結婚を企てる。
しかしその王子は、舞踏会で白雪姫と恋に落ちてしまい、怒った女王は彼女を殺害することに・・・。

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あの「白雪姫」に独自のアレンジを加え、なおかつ意地悪女王目線の物語として作られた作品です。

おどろおどろしい部分もありながら、童話のファンタジーな部分はたっぷり残しつつ。

全体的にコメディタッチで笑える部分も多く、最後まで楽しく観れました。


ジュリア・ロバーツ、初の悪役ですって。

あのキュートなジュリア・ロバーツも、いじわるなおばちゃんが似合う年になったんですねえ。

大きな口をカパッと開けて笑ったりすると、あの「プリティ・ウーマン」の頃の印象のままですが。かわいい。


白雪姫のリリー・コリンズは、とにかく眉毛がすげえ!

出てきた瞬間、まゆ、太っ!と。

でも、どこかで見たな?と思いきや、「ミッシングID」のヒロインもやってた子ですね。

その時も眉毛のこと書いちゃいましたが。ほほ。

最初は驚きましたが、見慣れてくると超かわいいす。リリーちゃん。

清楚でありながら、気の強いところのある役どころもグーでした。


王子がちょっと抜けてたり、七人の小人も○○だったり。

なにより、代名詞でもある毒リンゴの扱いが小さいかったりしたのですが。

それらのアレンジが違和感なく、うまく物語に調和してて、心地良い仕上がりになっておりました。


奇抜で煌びやかな衣装の数々も、とても印象的で。

アカデミー衣装デザイン賞も受賞されたことのある、石岡瑛子さんのデザインだそうな。

残念ながら、石岡さんは今年の初めにお亡くなりになり、これが遺作となったそうです。

エンドロールの最後の一文「石岡瑛子に捧ぐ」に、グッと来てしまいました。



☆個人的見どころ

 ・すぐ脱がされるとこ

 ・太マユ

 ・毒リンゴの立場


(9月14日公開)