タイミング
職員を育成する事とは何か?と改めて考えてみました。
業務的なことを指導する事
気づくように促す事
自信が持てるようにする事
など其々の考え方によって違ってきます。
いずれにしても言える事は、
育成する方だけでなく、育成される方の受け取り方も大事であって
相互に気持ちが入っている事だと思います。
育成する、教える方に必要な事は
相手の状況を見る事や、必要な時に必要な指導をしていく事だと感じます。
難しい事だと痛感します
相手の状況を把握する事は100%完璧に行う事は無理です。
少しでも確立をあげていく為の工夫が大事だと思います。
工夫の方法は様々ですが、
こういった時に禅の言葉は勉強になります。
『啐啄同時』そったくどうじ
啐→卵の中から今生まれようとしている雛が卵の中から殻を破ろうとしている時
啄→親鳥が卵の外からくちばしで卵の殻をつつく事
同時→中から出ようとする雛と、手助けする親鳥のタイミングが合うこと
一方だけが殻を破ろうとするのではなく、
相互に殻から出るという目的を持つ事が大事であると実感します。
教える側は変化のタイミングを見極める努力が必要だと思います。
ありがとうございます。