辻川泰史オフィシャルブログ「毎日が一期一会」Powered by Ameba

私は介護事業のコンサルティング会社、介護サービス経営会社、

フィットネスジムの経営をしております。


あまり関連性はない事業のように感じるかもしれませんが、

人が人に接してコミュニケーションを重視し地域密着→地域土着

していく経営を信条にしております。


会社を大きくするのではなく、会社を強くする!

その為には人財育成と会社の個性を磨くブランディングが重要だと感じております。


「一期一会」この言葉を大切にして日々精進します。


取材歴、著書などの紹介は下記に掲載しております。

http://hl-tokyo.com/news
取材、執筆などのお問合せはHPに記載されている電話番号にお願いします。


介護事業所の経営支援 株式会社エイチエル

人材確保 人材育成 稼働率UP

http://www.eichieru.com


デイサービス 訪問介護 ケアプラン作成 株式会社はっぴーライフ

三鷹市 武蔵野市 小金井市

http://www.hl-tokyo.com

ファンクショナルトレーニング キックボクシング 

三鷹駅徒歩1分のジム

BodyMakeStudio 3RD Place ボディメイクスタジオ サードプレイス

http://www.bodymakestudio.com

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泰国視察-2

国営のコンドミニアム型ケア付きマンション

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入居者55歳以上
入居金
33平米ー650000バーツ(約260万円)
40平米ー800000バーツ~1000000バーツ(約320万円~400万円)
月額室料ー2500バーツ(約1万円)

 

重度の介護が必要になると病院などに移る必要があるようです。

看護師が常駐し、軽度の症状であれば対応しているとのことです

僕が訪問した際は丁度、お昼時でした
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施設内に販売カーが来てました。

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屋台風の食堂もありました

入居者様には話を伺えませんでしたが、
食事風景など見ると和やかな雰囲気でした。
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看護師兼マネージャーの方と話が出来ました

日本の施設には何回も研修を受けに行っているとのことです

やはり日本の介護技術の水準は高く、
タイでも勉強に行かれているようです

介護職員の確保についても話をいたしました
タイは若い世代も介護職に興味を持っている人も増えてきたようです
日本の約24,5年前の措置から介護保険に移行した時代に似てる感じがします

訪問した際も若い男性スタッフも見かけました。
月収は20000バーツ前後で、専門職や経験を積むと50000バーツ程まで昇給するようです

1室の室料が2500バーツ(約1万円)と安く設定されているのに運営は成り立つのか?
質問をしたら、リハビリテーションやケアなどオプションがあるようです。
サービス付き高齢者住宅の訪問介護、デイサービスを利用させるモデルの自費バージョンです

タイでは介護保険制度がないので、
富裕層向けのサービスの一つが介護サービスです。

自社がタイで参入するには、富裕層に向けたアプローチをどうするか?
日本式介護をどのように導入し認知させるか?
参入障壁は多々あると実感します。

ガイドさんに親や祖父母が介護が必要になったら多くはどうしているのか?
と聞いてみると
家族で見る
兄弟が多いから兄弟で分担して介護する、仕事で介護出来ない人は資金を出す
施設に預けるのは親不孝になる
そういう考えの方が多いとのことでした

この考え方も、介護保険スタート前後の日本と似てる点です。

介護保険が導入されて四半世紀が経ち、
少しでも身体が不自由になると介護サービスを利用しようというのが常識になりました
介護保険料を支払っているので利用する義務は当然あります。

ただ、便利すぎる制度が逆に本人の自立を阻害し、家族の絆を希薄にしている
という側面も大きくあると感じます。

色々と初心を思い出すきっかけになりました。



 

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