作っていきます。
Lamborghini Miura "Chassis No.4846" by Hasegawa in scale 1:24
先日も紹介しましたが、ボディの成型色はグリーンになっています。
べつに成型色は白とかでもいいのにナ、、と思うところですが、これを白とかにしてしまうともはやこのキットである理由がなくなってしまいそう。
ひとまずサーフェイサーを塗って様子を見ます。
サーフェイサーはクレオスのグレー・1500。
バリがところどころ出ていることや、パーティングラインがどうなっているかなどがわかります。
ところで、サーフェイサーを塗ってもウッスーラとミドリ色になっていることが写真でもわかると思います。
でもこれを「染み上がり」と勘違いする方が多いのでご注意。
こういう時、サーフェイサーを塗っても塗っても緑色がかったりするので、「コレはプラスチックの緑が溶けて染み上がってくるんだっ!」と思ってしまうところですが、そうではないのです。
裏面から侵入した光が緑色のプラスチックを透過してサーフェイサーの塗膜を緑色に照らしているだけなのです。
なので、裏面を黒で塗ったりすれば、緑っぽさは消えます。
裏面から侵入する光を遮断してあげればいいのです。
たまに、「染み上がりが発生するかどうかを事前に確認するため」と予備のランナーなどをシンナーに漬け込んで確認しようとする方がいますが、あれはナンセンスだと思います。
どんなプラスチックでもシンナーに漬け込めばわずかに溶けます。
さて、600番のペーパーをメインに、場所によっては400番を使ってペーパーがけします。
正面からサイドのフロントフェンダーへと続くカドは削りすぎないよう、丁寧にペーパーがけします。
このあたりはエッジになっているのですが、ドアパネルに近づくにしたがいフッと消えていくので、その辺を意識してペーパーがけしないと、あっというまに違うカタチになってしまいます。
ペーパーがけしていて気づいたのは、ルーフから尾部へと続く面が側面のダクトよりも低くなっていて最後尾で同じ高さになる、という面の構成は、実は最新のウラカンと共通なんだということ。
50年を経てなおデザインに共通する部分を埋め込むとは、ウラカンのデザインはなかなか考えられてるんですね〜。
サーフェイサーを塗ってはペーパーがけ、という作業を3回くらい繰り返しました。
今回は以上〜
次→【製作記 ハセガワ 1/24 ミウラ シャシーNo.4846 (2)】