こんにちは。
絵本講師の中田朋子です。
今日もご訪問ありがとうございます。
先日、お知らせさせていただきました、ラジオ出演の報告をさせていただきます。
聴いてくださった皆様、ありがとうございます!
5月18日にNPO法人絵本で子育てセンター認定絵本講師の岡部雅子さんが
「絵本の読み聞かせについて」お話してくださいました。
「今、図書館や子育て支援施設などで、読み聞かせ会などが盛んに行われているので、
参加された方も多いと思います。
お話会で上手に読んでもらえるから、家では読まなくてもいいかなと思いがちなのですが、
子どもはお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんといった、
自分の大好きな人に読んでもらうことが、一番嬉しいんですね。」というお話でした。
上手な方のお話を聞いてしまうと、
読み方が下手だからと自信をなくしてしまう方もいらっしゃるようですが、
子どもにとっては、普段より優しい声で話しかけてくれる、
お父さん、お母さんを独り占めできる、
とっても幸せな時間なので、子どもにしてみたら、お父さんやお母さんの読むことが、
上手とか下手とかはまったく関係ないそうです。
絵本の中に出てくる言葉は、「大好き」「どうぞ」といった、優しいきれいな言葉がでてきます。
そういう言葉を絵本の中で読んでもらうと、
子どもは自分に「大好き」「どうぞ」といってもらっているような、
満ち足りた感じがするのではないかと思うんです、と岡部さん。
読む大人のほうも、自分の声で「大好き」とか「どうぞ」といっているうちに、
とげとげしていた気持ちも、だんだん丸く、優しい気持ちになりますよね。
親子共々、明日もまたがんばろうかなという前向きな気持ちで眠りにつける、
そんな効果が絵本にはあるのではないかと思います、と岡部さん。
子どもにとって、お母さんお父さんに絵本を読んでもらうことが一番嬉しいので、
読み方が下手なんじゃないか、ということは気にせずに、
絵本を読んであげてほしい、というお話でした。
お話を聞かせていただいて、私も、娘を叱り、怒っていたときでも、
絵本を読みだすと怒りながら読めず、絵本を読み終わったときには、
親子で笑顔になることが多々あって、絵本に子育てを助けてもらっているな~と
しみじみ思いました。
そして、親子共々、明日もまたがんばろうかなと前向きな気持ちで眠りにつける効果が、
絵本にはあるというところが、とっても印象に残りました。
意識していませんでしたが、前向きな気持ちで眠りにつけるということは、
今日という一日を安心して、笑顔で終えることができるということで、
とっても素敵なことですね。
ぜひ、夜寝る前に、素敵な絵本タイムを過ごしてもらいたいと思います。
今回は絵本の紹介はありませんでしたが、
4月27日の放送で、絵本の紹介がありました。
NPO法人絵本で子育てセンターの認定絵本講師、川口結実さんは、
- だいちゃんとうみ (こどものとも傑作集)/太田 大八
- ¥840
- Amazon.co.jp
を紹介してくださいました。
ぜひ、楽しい絵本の時間に、読んでいただけたら、と思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。