家の近くにある図書館にて絵本を借りて来た。
絵本のタイトルは 『 ぼくのなまえは○○ナイヨ 』 です。
この絵本を参考に自分なりに絵を描いてみました。
それがこれです。
47番地に住んでいるある家族は、もうすぐ引っ越しをします。
もうすぐ、あかちゃんが産れるからです。
引っ越しの準備をしています。
引っ越し屋さんが、屋根裏のガラクタを箱に入れていきます。
『これは、どうする?』
『それは、いらないよ。』
ボロボロのぬいぐるみは、屋根裏に置いていかれてしまいました。
シーンとした屋根裏に残された、ぬいぐるみにネズミが近づいてきました。
『キミの名前は?』 ネズミが聞いてきました。
『ぼくは、イラナイヨって言うんだ。』 ぬいぐるみが答えました。
『もうここには、いられないから、屋根裏の壊れた所から外にでたほうがいいよ。』 ネズミが言いました。
イラナイヨはネズミの言うとうりに、屋根裏から外へ出ました。
イラナイヨは、長い間屋根裏に居たせいで、自分のことを思い出すことができません。
ボロボロ泣いていると、ネコが近づいてきました。
『今日、引っ越ししちまった家のネコで、トビイって言うんだ。』
『この辺はわしのなわばりだ。引っ越し先の97番地におまえさんも来るかい。』
イラナイヨは、泣きながらうなずきました。
トビイは、イラナイヨを口にくわえると、屋根から屋根へどんどん夜空を走って行きました。
トビイは、97番地の引っ越し先の家に付くと、家のおじいさんにイラナイヨを見せました。
『あれまあ、なんてこった。トビイがスゴイ物をみつけたよ。』 おじいさんが叫びました。
おじいさんは、慌てて自分のアルバムを探し、一枚の写真を見つけ出しました。
おじいさんのあかちゃんだったころの写真に、イラナイヨとトビイのご先祖のネコが写っていました。
『これ、わしのちびっちょトビイだよ。』 おじいさんが言いました。
ボロボロで汚いけど、おじいさんには一目でわかりました。
ちびっちょトビイは、きれいに洗ってもらい、きれと針と糸でもとの姿にもどしてもらいました。
産れてきた、あかちゃんのぬいぐるみとなりました。
おじいさんのぬいぐるみだったころのように・・・。
とても心打たれるストーリー展開の絵本です。
イラナイヨを口にくわえて、屋根から屋根へトビイが飛び移る所が、とても印象的だったので模写しました。
自分が買ってもらった、ぬいぐるを孫にも使ってもらえるなんて、とても心温まるお話だと思います。
ただ、玩具メーカーからしてすると、物持ちが良すぎて、新しい物が売れないので困りますかねぇ・・・
こんな感じです。
追伸
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