愛媛新聞社 | 認定NPO法人えひめイヌ・ネコの会ブログ

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愛媛のニュース2011年05月17日(火)

福島で保護の震災被災犬が愛媛に到着

 原発事故があった福島県で保護されたイヌ1匹が17日、松山空港に到着。松山市のNPO法人「えひめイヌ・ネコの会」を通じ20日から、「里親」に名乗り出た四国中央市の会社員尾藤純子さん(56)方で、新しい生活を始める。
 東日本大震災では、被災した飼い主とはぐれたり、立ち入り禁止になった福島第1原発の20キロ圏内に取り残されたりしたペットが多数いることから、市民団体などが救出している。
 「えひめイヌ・ネコの会」によると、松山に到着したのはシバイヌの雑種で雌の「フクちゃん」。茶色い目が特徴で、新たな飼い主となる尾藤さんが、福島と幸福の「福」から名付けた。
 フクちゃんは、福島第1原発から半径20キロに入る福島県楢葉町の路上で4月21日に保護された。川崎市の動物保護団体が健康診断と避妊手術をして、新しい飼い主を募っていた。
 17日午後、貨物便で松山空港に着いた福ちゃんを会員らが出迎えた。空港でリードを付け散歩に出るとしっぽを振り、元気な様子を見せていた。
 会では今後も被災したイヌやネコを希望者に仲介する。代表の高岸ちはりさん(58)は「被災地から遠くてもできる支援のひとつ。県内で多くの飼い主が見つかれば」と話していた。




47NEWSホッとニュース2011年05月18日(水)

福島第1原発の20キロ圏内で保護され、四国中央市で飼われることになったフクちゃん=17日午後、松山空港

被災犬 愛媛に“移住” 里親見つかる 福島で保護

 原発事故があった福島県で保護されたイヌ1匹が17日、松山空港に到着。松山市のNPO法人「えひめイヌ・ネコの会」を通じ20日から、「里親」に名乗り出た四国中央市の会社員尾藤純子さん(56)方で、新しい生活を始める。
 東日本大震災では、被災した飼い主とはぐれたり、立ち入り禁止になった福島第1原発の20キロ圏内に取り残されたりしたペットが多数いることから、市民団体などが救出している。
 「えひめイヌ・ネコの会」によると、松山に到着したのはシバイヌの雑種で雌の「フクちゃん」。茶色い目が特徴で、新たな飼い主となる尾藤さんが、福島と幸福の「福」にちなんで名付けた。
 フクちゃんは、福島第1原発から半径20キロに入る福島県楢葉町の路上で4月21日に保護された。川崎市の動物保護団体が健康診断と不妊治療をして、新しい飼い主を募っていた。
 17日午後、貨物便で松山空港に着いたフクちゃんを会員らが出迎えた。空港でリードを付け散歩に出るとしっぽを振り、元気な様子を見せていた。
 会では今後も被災したイヌやネコを希望者に仲介する。代表の高岸ちはりさん(58)は「被災地から遠くてもできる支援のひとつ。県内で多くの飼い主が見つかれば」と話していた。(清家香奈恵)




山ちゃんでした。