娘の水着を考えていると思い出すことがあります。

小さいサイズを無理やり着ていることに対して、今ならそれをダメだと言えるけど、子供時代は言えないことがあります。

 

私は身長が大きいことが少しコンプレックスなところがありました。

小学校5年生で150cm、中学に入ると毎年10cmずつ伸びて、今は183cmくらいです。

 

服はそれなりに大きくても着るものはあります。

 

しかし、靴はとにかく無かった。

 

小学5年生で靴のサイズは25cmを超え、運動靴がサイズアウトしました。他の子は普通の運動靴なのに自分だけは靴ひもを結ぶ靴しか無いのだろうかと思いました。コンバースのスニーカーを履いていることが多かったのですが、人と違うと言うことが嫌な部分でした。そこから30歳くらいまで小さめの靴を履き続けました。

 

高校生になると靴のサイズは28cmになり、靴のサイズもここで終わりました。今の時代なら、29cmや30cmでも松山でも買えます。しかし、当時の靴店やスーパーは今も変わりませんが、27cm超える靴を頑なに売りません。28cmですら、規格外というイメージです。スポーツをやっていなかったので、スポーツ用品店に行く習慣もなく、今のようにスポーツ大型小売店がある時代でもありませんでした。

 

私の足の形は親指が一番長く、それ以外の指は曲がっている状態で固着しています。本来であれば、足の指も中指が一番長いはずです。小さいサイズを履いていた結果がこの足の形になっているのです。

 

北海道に行き、スポーツ用品店に普通に30cm以上を売っているのを見ても少し恥ずかしいという気持ちがあり、29cmを買う勇気がありませんでした。今は29cmや30cmを履いています。

 

体が大きくなると言うことは規格との戦いです。取り寄せとなったら、店員は嫌な顔をするのじゃないかなと言うことを気にします。取り寄せになってもサイズがあれば良いが、サイズが無いと言われることもあります。発達したものを妨げるような規格や慣習を打破することの必要性を小さい子に求めるのは酷です。

 

小学4年生に間違えられることも多いうちの小学2年生は胸パッドを装着可能な水着で着ます。

 

今日、娘の太ももを見ていると横に筋肉の境目が出来ていました。自分も自転車をやってから気付いたのですが、高校生の頃は筋肉全体が大きくなると思っていましたが、太ももの前と後ろでは筋肉の発達の仕方が異なるようです。前側の筋肉は横に広がり、後ろの筋肉は縦に広がるようです。

 

娘には自分の胸周りがいくら、胴回りがいくら、尻周りがいくら、太もも周りがいくらとサイズをしっかりと把握して、着るものを考えないといけないと言いました。このことを理解してくれるのはまだ先でしょう。娘がサイズアウトするくらい大きくなるかどうかは分かりませんが、着るものが無くて、困った世代が残してくれた道を歩いていくことになるんだと思います。

 

本番水着で練習をしていますが、違いを感じていません。明日は健康診断で休みなので、娘の練習も見たいなと思っています。

 

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