現在、開催中のクリテリウム・オブ・ドーフィネでダニエル・マーティンが乗っているロードバイクが話題になっています。

 

出展 :シクロワイアード

 

CYCLING WEEKLY:Is this the new Specialized Tarmac?

 

コンタドールの乗るロードバイクの方を話題にしている人も多いですが、コンタドールのロードバイクは現状のモデルとの違いが分かりにくいので、ここではスルーします。EMONDAは計量モデルの為、DOMANEやMADONEに使用しているISO(通常は接合されているトップチューブとシートチューブを分離して、ヒンジで固定することにより、振動や衝撃を抑えることが出来るシステムです。)は重量増になる為、採用しないでしょう。ディスクブレーキに最適化する為にクイックリリースをスルーアクスルに変更しても外から見るとあまり違いは分かりにくいです。

 

お話は本題に戻して、現状のTARMACとは明らかに違うフレームのロードバイクです。トップチューブからシートステーに流れるように続く形状の現行TARMACです。現在のロードバイクの主流と言える形状です。ダニエル・マーティンが今回のドーフィネで乗っているロードバイクはシートステーがトップチューブから少し下の位置から出ています。リアブレーキもダイレクトマウントに変更になっています。

 

トップチューブもかなり太くなりました。そして、ダウンチューブに最近流行りのDI2用コンソールターミナルが追加されているようです。これが新しいTARMACなのかは発表を待つしかないです。自転車雑誌のライターさんは世界のどこかで新しいロードバイクに乗っているんだろうな。

 

6月20日発売の自転車雑誌には登場するんでしょうか?スペシャライズドの試乗会に行きたいなと思ってしまう。ツール・ド・フランスを待っている6月です。