8月14日

暑い。溶けそうな暑さです。外出したいと思わない。だけど家にいてもつまらない。

 

今回の話題①:デゲンコルブがTREK=SEGAFREDOへの移籍を発表しました。

 

移籍の理由は本人のコメントからはクラシックレースでの今まで以上の成績を残したいというものでした。今年は逆走してきた自動車による事故で指切断という大事故を乗り越えましたが、昨年はミラノ~サンレモとパリ~ルーベの5大モニュメントのうちの2つで優勝するというすごい成績でした。

 

これ以上の成績ということは毎年、クラシックレースでコンスタントに勝利するということでしょう。

メルクスの19勝は無理でもボーネンやカンチェラーラの7勝が目標でしょうか?

 

GIANTはDEFYをディスクブレーキ専用にした為、ここ2年は旧型DEFYを使用する状態でした。他のチームがクラシック専用モデルを必要としない状態(SPECIALIZEDはTARMACで問題なし、SCOTTはFOILでパリ~ルーベを優勝。)になり、新型モデルを投入しないGIANTに少し嫌になっていたのかもしれないですね。TCRはまだましですが、DEFYは使用出来ず、PROPALは他メーカーに比べると成績がパッとしないという状態です。デゲンコルブとしてはDEFYやPROPALこそが必要な機材だったはずです。

 

そして、チームはデュムランのブレークでグランツールへシフトする体制となり、キッテルの離脱も影響したのかもしれません。移籍するTREKは今年のカンチェラーラの引退でクラシックのエースを失うことが決まっていますので、クラシックのエースを目指すデゲンコルブにはちょうどよかったのでしょう。しかし、TREKはコンタドールも移籍してくる可能性があるので、ツールは出場出来ない可能性が高くなりますね。ここは残念なところです。

 

デゲンコルブがDOMANE SLRを駆って、クラシックを勝つ姿を期待しています。

 

今回の話題②:リオ・オリンピック2016トラック競技

 

NHK オリンピック 自転車競技

http://sports.nhk.or.jp/video/element/video=27110.html

 

毎日熱戦が続くリオ・オリンピック。自転車競技は日本人の出場がない一部のトラック競技は放送がBSでもありません。スプリント競技は25位であっさり予選落ちでした。

 

トラック競技が始まり思うことはイギリスが強い。男子チームスプリント、男子パーシュート(追い抜き)、女子パーシュートで金メダルを獲得しました。特に女子パーシュートはアメリカ代表がFELTに左クランク仕様と言う(自転車のギアは通常右側に付いています。それをトラックの風の流れなどを考慮して、左側に変更したモデルです。クランク、ホイールやフレーム形状も変更した特殊な自転車です。)オリンピックスペシャルで出場していましたが、アメリカ代表より1秒以上速い世界新記録で優勝しました。ジム・フェルトの悔しがる顔が目に浮かぶようです。下馬評ではアメリカ代表の世界新記録は確実ということでしたが、それ以上の記録を出されると何も出来ません。強いの一言です。

 

男子パーシュートにはツール・ド・フランス総合優勝者のブラッドリー・ウィギンスが4人のうちに入り、5個目の金メダル(8個目のメダル)を獲得しました。こちらも世界新記録でした。

 

イギリス代表はサーヴェロを使用していますが、ミスターピナレロ(最近はクリス・フルームの方がミスターピナレロかもしれないですね。)という感じのウィギンスがサーヴェロに乗っているのも不思議な感じです。

 

トラック競技ではトラック専用自転車ということで、LOOK、FELT、CERVERO、PINARELLO(イタリア代表)、KOGA(オランダ代表)など知っているブランドのほかに、BT(オーストラリア代表)、AVANTI(ニュージーランド代表)などあまり見たことがないブランドもいて、楽しいですね。

 

女子スプリントで中国代表が金メダルを取りました。同じアジア人として、中国に出来るなら、日本にも出来るのではないかと思ってしまいます。

日本発祥のケイリンという競技に日本人が出られないのも残念ですね。

 

まだまだ続くオリンピック。悲喜交々な日々が続きます。

 

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