Cocoro+et+Gokoroのキタガワです。
夜な夜な夫のコートの取れかけたボタン付けをしていました。
自分の下手くそなボタン付けを見ながら
当たり前だよね。どうしたらボタンがキレイにつけられるか、なんて考えて取り組んだことないもんな。
と気づきました。
ボタン嫌いとか、ボタン恐怖症だとか、
まー言い訳させれば山のようにありますが、
そこで「どうして上手にできないんだろう」なんて思う方がどうかしています。
私は本当に苦手なことが多くて、多分調べたらそこそこなんか出てくるんじゃないかな、とは思うほど。
(今も、探し物の永遠のループにはまっています)
でも、それさえも「ボタンをキレイにつけれるようになるためにはどうしたらいいか?」「探し物で困らないためにはどうしたらいいか」という視点で、真面目に取り組んできたわけではありません。
お片づけも中途半端なままです。
忘れ物をするたびに、遅刻をするたびに謝っているようで、実は「苦手だから」「駄目だから」と自分を下げておしまいにすることは、開き直ることなんだやっと気づき。
それをさらに相手に伝えるということは、相手に「理解をしてください」とお願いしているようなもので、
「ああ、言い訳がみっともないのはこういうことか」と、我が身を振り返ります。
大事なのは「できないこと」への罪悪感や、周りへの証明ではなく
「大事」と思うことを、できる時にすること。
いきなり遅刻を0ではなく、遅刻しない日を増やす。
忘れ物をしない工夫をする。
できなかった時も、言い訳はせず「ごめんなさい」。
相手が笑顔を返してくれたら、「ありがとう」。
自分が許されていることを知る、自分も自分を許すこと。
誰もが当たり前にしていることを、まずやろうとしてから、やっぱり自分は駄目だったか、と思う日が来ても、それはもう旅立つ日のことでしょう。
先週末、息子の幼稚園でお遊戯会でした。
総勢30名の年長さんの頑張る姿に、息子の勇姿に、涙が止まりませんでした。
なにができてなくて、何ができてるか。
そんな私のささやかな(笑)情緒不安定などお構い無しに、息子がこうして大きくなってくれていること。
子どもたちのそれぞれの「できる!」を体いっぱいに喜びいっぱいに表現してくれる姿に、感激しました。
たまたま見たMステの、木村カエラさんの歌が
まさに心境でした。
さて、週明けの月曜日。
今週は少しばかり怒涛です。
10月ももうすぐ終わり。皆様にはよい一週間をお過ごしください。
Cocoro+et+Gokoro(こころ・え・ごころ)
北川 直枝