弁護士江木大輔のブログ

弁護士江木大輔のブログです。日々感じたことや裁判や法律のことなどを書き綴っていきたいと思います。なお、具体的な法律相談をしたい場合は、最寄りの弁護士会などの法律相談できちんと相談してください.


テーマ:

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161030-OYT1T50119.html

 

発表によると、女性の息子が携帯電話でサイトを閲覧中、アダルトサイトの退会料金請求画面が突然表示された。女性が画面上の電話番号に連絡したところ、男の声で「すぐに15万円支払えば退会できる」「コンビニ3か所でギフトカードを購入し、再度連絡するように」などと言われた。画面には「支払わなければ裁判になる」とあり、退会手続き終了までの残り時間がカウントダウン形式で表示された。女性は指示されたとおりに、大館市内のコンビニ3店舗で5万円分ずつギフトカードを購入し、電話でカード番号を伝えた。(11月1日読売新聞オンラインから一部引用)

 

私などはこういう仕事をなりわいにしているので,「裁判にするぞ」と脅されたところで痛痒も感じませんが,やはり,一般の方にとっては,裁判になる=一大事ということなのでしょう。

勿論,裁判を起こすこと,起こされることが一大事であることはその通りであるとしても,一大事というのが,刑事事件の被告人になるとかそういったイメージなのでしょうか。

 

 

こういった詐欺サイトで「裁判にするぞ」と脅されたとしても屈する必要は全くありません。なぜなら,絶対ににといってよいほど本当に裁判をしてくることはないからです。

裁判をするということは法律という,いわば,日の当たる場所で正々堂々と戦うということですが,こういう詐欺をしている連中というのは,絶対にお天道様の下には出てこられないので,裁判などという手段に訴えることはまずないのです(やっていることが詐欺なので下手をすると捕まってしまうからです。)。

 

 

もっとも,本当に裁判所から訴状などが届き,身に覚えのないことで訴えられてしまったということあれば,きちんと弁護士などの専門家,法テラスなどの専門機関に相談対処しましょう。

全くの詐欺サイトが訴訟に訴えるということはまずありませんが,よくあるのは,ずっと以前に借りたことがあったり,任意整理などで整理したはずの債権を譲り受けたなどといって主張してくるケースで,借りたということでは全く身に覚えがないわけではないということで,弁済した証拠が既に手元になかったりして,慌てたり,萎縮してしまっている方というのは時折見受けられますが消滅時効の主張をしたりするなどして適切に対応すれば対処することができるものです。

 

 

 

 

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