昨年の10月から今年の3月までは新潟に、そして今年の6月末から7月末までの一ヶ月は台湾へと、最近は出張続きで家を空ける機会が多くなって来ました。
家には2歳の幼き娘がおり、まだまだ手がかかりますのでたいへんな時期です。
そんな中、私は妻に大いに感謝している事があります。
書道館37
様から拝借
それは
寂しがらない事
です。
こんな風に書くと愛情が足りないとか、冷めた夫婦関係とか思われそうですが、念のためそうではないと弁解しつつ。
妻がまるで「家にお父さんがいないのは当然よ」くらいな感じで、しかも明るく振る舞ってくれるので、娘も「ふーんそんなもんか。今日は何して遊ぼうかな」ってなもんであまり寂しがる素振りを見せません。
私にとって、これが本当ありがたいのです。
仕事とは言え、幼い子を残して家を空ける事は正直とてもつらいです。
家族に寂しい思いをさせる事、特にまだまだ愛情が欲しいさかりの娘に寂しい思いをさせる事は耐え難いです。
でも妻のおかげで、表面的かもしれませんが、娘にその様子は見られません。
(潜在的には父がいなくて寂しのかもしれませんが。。)
私がいなくても元気に友達と遊び、私が帰ってきた後も変わらず元気に遊んでいます。
きっと妻が寂しい素振りを見せていたのでは娘もそれを敏感に察知し、寂しがる、もしくは母を悲しませてはいけないと元気な子を演じるようになるでしょう。
それが今は見られないのが私は本当にうれしい。
妻よ。
私がいなくても寂しがらずにいてくれてありがとう。
うん、これがいい。
きっとこれが健全な関係なのだ。
寂しがる = 愛情表現ではないと思う。
黒瀧