入社2~3年目位まで、ミーティング中にあまり発言できていませんでした。
理由として、単に内容についていけなかったというのももちろんあります。
しかし「まだまだ新人だから」という遠慮の心も多分にあったんですよね。

ですがその後、それなりに仕事もできるようになり、今度は自分主催でミーティングを開く機会も増えていきました。
そしてそういう立場になり、ようやくわかった事があります。

それは「ミーティングで発言することは組織への貢献だ」という事です。

新人だからといって発言しないなんて、何て甘えた考えだったのだろうと痛感しました。
分からないなら聞けばいい。
それが組織の共通認識化だったり、誰かの閃きにつながったりする事があるからです。

また皆が皆、ちゃんと分かってるという事もないと思います。
分からないままミーティングに参加している人もたくさんいるはずです。
そういう人達にとって、誰かが進んで聞いてくれる事はとてもありがたいことではないでしょうか。

また誰かの発言というのは議長にとってもありがたいものです。
沈黙が続く会議ほど議長にとってはつらいものはありませんから。。
意見が活発に行き交う事は喜ばしいことだと思います。
(ファシリテーションの腕の見せ所ではありますが。。)

私自身まだまだ知識が及ばず、発言を難しく感じるミーティングも多々あります。
しかしそれでも、何とか発言しようと言う姿勢を持つようにしています。
そうすると入ってくる情報量も全然違うんですよね。

ミーティングで発言することは勇気のいる事です。
もし場違いな事を言ってしまったらどうしよう。。
私も未だにそういう恐怖心を持って発言しています。

しかし、発言しないという事はやっぱり、ミーティングへの貢献度が低いという事なんですよね。
単位時間あたりの自分のパフォーマンスを低めている事になります。

サラリーマンの1分間のコストは約40円だそうです。
ミーティングが1時間ならば、会社は2400円かけて私をそのミーティングに参加させてる計算です。
2400円というと、例えば吉野家で食事をするならば約6食分、つまり2日間の食いぶちを稼いでいるわけですね。
そう考えると、ミーティングで発言をしないという事はタダでご飯を食べている事になります。
私はこの事に気がついた(気付かされた)時はも~ショックでしたね。
ヤバイな俺…という感じでした。。

約数年分の「無発言会議」の反省を活かし、私はできるだけミーティングで発言するよう心がけています。

恥かいたっていいじゃない。
貢献できてる実感があれば元気になりますから!(^^)