多湖輝さんとスリムクラブ | 岩田のぼる BLOG  『棒が歩けば犬が笑う』

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ギター1本でありえない曲にもチャレンジする「Bolno」(ぼるの)こと 岩田のぼる の日記です。

ベーシスト、作曲家、アレンジャーとしてもマルチに活躍中。
最近はアート作品の制作助手をやっておりまして、そんなお話もちょこっと。

近所の公園のジュースの自動販売機に、ニュースが流れる電光掲示板が付いているのですが、そこで多湖輝さんの訃報をみました。

多湖輝さんの「頭の体操」という本は小学校の頃の愛読書で、1集から4集ぐらいまでを、答えがわかっているのにもかかわらず 何度も繰り返し読み直しました。終いには多湖さんの出題の癖や揚げ足をとるような事まで見つけるほどでした。
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私は子供の頃から「普通」というのが大の苦手で、「普通にやって」とか「普通大体わかるやろ」「普通にみんな知ってる」というのに対応できないタイプだったので、多湖さんの「普通を疑う」という発想は、自分が肯定されているようで大変勇気づけられたのです。お陰でよりひねくれ者になったきらいはありますが、大変感謝しております。多湖さんに合掌。

スリムクラブのこのネタも大好きです。
「みんな知ってますよー」
「何か説明会みたいなものは開かれたんですか」
「一遍も開催されてないよー」

もうこの歳になったら、恐らく今更物解りが良くなったりしませんので、皆が知っていそうでも「説明会」が開かれなかった事について岩田のぼるは ほぼ知らないであろうとお察しくださいませ。