Curators:『The Cold In The Walls』をリリース!
文系パワーポップの雄、Curatorsが新しいEP『The Cold In The Walls』をリリースします!
2008年にスコットランドはエディンバラで結成されたCuratorsに、「文系」という形容を加えたのはイージットレコードが世界で初めてだと思いますが――なぜって英語には「文系」なんて概念ないから…ね?――やっぱりCuratorsというバンドのキモは「文系ロック」だと思うんですよね。なにしろバンド名は直訳すれば「学芸員」なんですよ!
そもそもバンドの自己分析からして「メロディックなインディパンクロックバンド、まぁどうしても言えってことならね、しかもマイナーコード専門の?」なんてメッチャ文系なことを言っているわけですよ。
ところが、です。2010年にリリースしたデビューアルバム『Is This A Private Fight?』に続き、2013年3月にAnti-Manifestoからリリースされるという新作『The Cold In The Walls』を一足先に試聴させてもらったのですが、印象を修正しないといけないかもしれない。Curatorsと言えば、古都エディンバラの石造りの街並み色をしたアンセミックなインディロックというイメージでした。ところが世界が広がっています、パワーアップしてます、Curatorsの音。そう、薄明かり灯る古都の穴倉からついに飛び出して、ハイランドの草原に飛び出しちゃったかのごとく!
こうなりゃもうベンネヴィス(イギリスで一番高いスコットランドの富士山的存在)のふもとでバンドに演奏してもらって、晴れわたったどこまでも広がる青空に向かって集まったオーディエンス皆で思いっきり声を張り上げて全曲シンガロングしたいぞ!そんなスコットランド的開放感が溢れる今作です。
そんな新生Curatorsが空高く歌い上げる『The Cold In The Walls』。特に最初の二曲が今作を特徴づけていると思うので、イージットが試聴した時の実況中継風にご紹介してみます。
のっけからGaryの力強いボーカルで始まる「Sunk」に度肝を抜かれるよ~。
「何これ、飛び跳ねたくなる展開ってCuratorsにアリ?」と嬉しいビックリ。
二曲目の「Ghost In The Attic」がファンには馴染みのあるギターリフで始まる。
「ああ、やっぱりCuratorsだ」とニッコリだね。
――なんて和む間もなく、文系Curatorsに体育会系Curatorsが殴りこみだ~!
男くさいボーカルが歌いあげるその背後から、美しい文系コーラスがサポートに入って来て、次にもう一度Curatorsのトレードマーク、ドラマチックリフが繰り返される時には、同じリフなのに、ああもう全く違って聴こえるよ?!
おおカタルシス!
Curatorsの代名詞、「壊れそうな危うさと激しいエモーション」も「はかなさと荒々しさがドラマチックに展開」も健在です。でも、敢えて過多なプロダクションを避け、ハーモニーの力強さを前面に押し出したという今作に聴こえる音は、今作から初めて数曲でヴォーカルを取っているGaryの男くさい力強い声に支えられて、これまでいくつかのバンドで様々な試みをしてきたJonの経験がついに実を結んだと言っていい出来栄えです。
十代の頃から信念を持ってずっと続けるって実はかなり難しいことだけれど、続けることでしか獲得しえないものがあるんだとCuratorsが教えてくれました。
今作の最後を飾る「Dinosaurs」(恐竜)という曲をフィーチャーしたEPのプロモビデオ。
Curators are coming back for yooo-ooou...
2008年にイージットレコードの「NBTs次に来るのはこいつらだ!」のセクションでCuratorsを紹介した記事:
こちらから
2010年10月にリリースされたデビューアルバム『Is This A Private Fight?』の試聴は:
こちらから
※「State of Grace」をフリーDLしてます。
デビューアルバムはAmazonでも購入できます!
Is This a Private Fight? [Explicit]/Anti-Manifesto
Amazon.co.jp
CuratorsのFacebookページで、今作について近日中にアップロードが始まりそうです。ぜひフォローしてチェックしてくださいね!
Curatorsのページは: こちらから!
2008年にスコットランドはエディンバラで結成されたCuratorsに、「文系」という形容を加えたのはイージットレコードが世界で初めてだと思いますが――なぜって英語には「文系」なんて概念ないから…ね?――やっぱりCuratorsというバンドのキモは「文系ロック」だと思うんですよね。なにしろバンド名は直訳すれば「学芸員」なんですよ!
そもそもバンドの自己分析からして「メロディックなインディパンクロックバンド、まぁどうしても言えってことならね、しかもマイナーコード専門の?」なんてメッチャ文系なことを言っているわけですよ。
ところが、です。2010年にリリースしたデビューアルバム『Is This A Private Fight?』に続き、2013年3月にAnti-Manifestoからリリースされるという新作『The Cold In The Walls』を一足先に試聴させてもらったのですが、印象を修正しないといけないかもしれない。Curatorsと言えば、古都エディンバラの石造りの街並み色をしたアンセミックなインディロックというイメージでした。ところが世界が広がっています、パワーアップしてます、Curatorsの音。そう、薄明かり灯る古都の穴倉からついに飛び出して、ハイランドの草原に飛び出しちゃったかのごとく!
こうなりゃもうベンネヴィス(イギリスで一番高いスコットランドの富士山的存在)のふもとでバンドに演奏してもらって、晴れわたったどこまでも広がる青空に向かって集まったオーディエンス皆で思いっきり声を張り上げて全曲シンガロングしたいぞ!そんなスコットランド的開放感が溢れる今作です。
そんな新生Curatorsが空高く歌い上げる『The Cold In The Walls』。特に最初の二曲が今作を特徴づけていると思うので、イージットが試聴した時の実況中継風にご紹介してみます。
のっけからGaryの力強いボーカルで始まる「Sunk」に度肝を抜かれるよ~。
「何これ、飛び跳ねたくなる展開ってCuratorsにアリ?」と嬉しいビックリ。
二曲目の「Ghost In The Attic」がファンには馴染みのあるギターリフで始まる。
「ああ、やっぱりCuratorsだ」とニッコリだね。
――なんて和む間もなく、文系Curatorsに体育会系Curatorsが殴りこみだ~!
男くさいボーカルが歌いあげるその背後から、美しい文系コーラスがサポートに入って来て、次にもう一度Curatorsのトレードマーク、ドラマチックリフが繰り返される時には、同じリフなのに、ああもう全く違って聴こえるよ?!
おおカタルシス!
Curatorsの代名詞、「壊れそうな危うさと激しいエモーション」も「はかなさと荒々しさがドラマチックに展開」も健在です。でも、敢えて過多なプロダクションを避け、ハーモニーの力強さを前面に押し出したという今作に聴こえる音は、今作から初めて数曲でヴォーカルを取っているGaryの男くさい力強い声に支えられて、これまでいくつかのバンドで様々な試みをしてきたJonの経験がついに実を結んだと言っていい出来栄えです。
十代の頃から信念を持ってずっと続けるって実はかなり難しいことだけれど、続けることでしか獲得しえないものがあるんだとCuratorsが教えてくれました。
今作の最後を飾る「Dinosaurs」(恐竜)という曲をフィーチャーしたEPのプロモビデオ。
Curators are coming back for yooo-ooou...
2008年にイージットレコードの「NBTs次に来るのはこいつらだ!」のセクションでCuratorsを紹介した記事:
こちらから
2010年10月にリリースされたデビューアルバム『Is This A Private Fight?』の試聴は:
こちらから
※「State of Grace」をフリーDLしてます。
デビューアルバムはAmazonでも購入できます!
Is This a Private Fight? [Explicit]/Anti-Manifesto
Amazon.co.jp
CuratorsのFacebookページで、今作について近日中にアップロードが始まりそうです。ぜひフォローしてチェックしてくださいね!
Curatorsのページは: こちらから!