『ムダグチ』ならでは、ということで、スコットランドや北アイルランドのみならず、時々は脱線してUK全土をはじめ海をも超えて世界中のインディ・ロック全般についても語っちゃおうという魂胆。UKインディ・ロックや、オルタナ好きの皆さんにも、遊びに来ていただけたら嬉しいです。 イージットレコードのホームページはこちらから
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2016-06-24 21:00:00

Brexit選択の影を考えてみる

テーマ:Misc
Brexit、つまりブリュッセル(Brussels)からの離脱(Exit)という言葉がイギリスメディアを席巻してしばらくたちますが、ついに国民投票が実施されました。そしてイギリスがEURO離脱を選択というニュースが日本でも紙面やネットに溢れている今日です。

イギリスの昨夜から明け方にかけては、BBCの国民投票特集番組が放映されていたのですが、これBBCのサイトから世界中で見れるようになっていたのです。気になってのぞいてみたら、デイヴィッド・ディンブルビーさんが司会をしていて、ついつい見入ってしまい午前中仕事になりませんでした。

そこで思うところがあったので今日は珍しく音楽とは直接関係のない話を書いてみます。

僅差で離脱(Leave)という結果が出た背景には様々な理由があるはずですが、そのうちの二つとして番組で語られていたことがこのブログを書かせているのですね。その二つとは:

1)スコットランド、特に大票田のグラスゴーでの投票率が低かったため残留投票数の伸びが抑えられた。
2)ロンドン近郊地区で非常に高い投票率で離脱への意思表示が行われた。

1)に関しては、スコットランド独立をめぐる国民投票の記憶も新しい中、「イングランドがEU離脱してスコットランドは独立してEUに残る」方がいいと考える人が一定数いるはずなのを残留(Remain)派が過小評価していたのではないかと思います。
ちなみに全体としては「残留」が多数派となったスコットランド同様、北アイルランドも「残留」が多数でした。

2)について。ロンドンは全体としては圧倒的に「残留」だったのですが、「近郊」では正反対の結果が出ました。「近郊」とはそもそも欧米ではあまりニュアンスの良い言葉ではありません。市内に住むのが金銭的に難しい人々が安い住宅に住む場所…というようなニュアンスになるからですよね。つまり所謂移民系の人々が住むと言われています。でも、ここで移民系と言うのは現在問題になっている「移民問題」とは違って、第二次大戦時にイギリスのために戦った大英連邦の国々から大戦後に公式に認められてイギリスに移住したインド、パキスタン、アフリカ、中南米からの移住者の人達のことです。
そして現在問題になっているというか離脱派の政治家が問題化した「移民問題」は、シリア難民などの難民問題が主流ではありません。EU加盟によりイギリスに押し寄せたポーランドを主とする東欧の人々がイギリスの手厚い福祉を危機に陥れているという主張です。
つまり昔苦労して移住した人たちが最近EU故に簡単に移住してきた人たちにNOを突き付けたということになるのでしょう。

なんの理由もなくスコットランドと北アイルランドにただただ一目ぼれで恋してしまった、知識も教養も豊富とも言えない一日本人に、答えも解も出てくるはずもなく、色々思いを馳せるばかりの今日です。


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