病気をして思うことってたくさんあります。


自分が病気だんなんて、癌だなんて。


私・・実は病院で働いてるんです。事務をしています。


病気をしたことですごく不安で通院する人の気持ちを身近に感じることができました。



もし、あなたが癌を告知されたらどうしますか・・・?


愛する人、家族が病気だったらどうおもいますか・・・?




翌日から大型連休に入るということで今日のうちに紹介状を書いて高速で転院先の総合病院に向かう。


母「大丈夫よ~。早期なんだから。先生を信じてがんばろ」


聞く耳を持たずにただひたすら高速を飛ばした。




初めていく。市立病院。すごく評判がいい病院ではあったがこんな形で受診するとは夢にも思わなかった。


受付をすませ、婦人科の待合室で待つ。


10分程度で呼ばれた。


30代後半と思われるやわらかい印象のドクター。


「もぉ組織診の結果で上皮内癌とでてますのでそれに対して治療(手術・検査)という意味で子宮頚部の円錐


切除術を行います。その前にもう一度組織診をさせてもらいます。」


内診へ。コルポ。


その際にとった写真を見せてくれた。私の頚部は白く膜がかかってるような感じであった。


「ここが疑われる部分ですね。ここあたりを2センチほど円錐状に切除します。それでその病理の結果が上皮内癌、または少し進行した微少浸潤癌1a期断片陰性であればこれで治療は終了。経過観察になります。

この手術をうけていただきますね。いつぐらいがいいですか・・・?」


いつでもいいです。治すためなら明日でも・・・


ドクターがスケジュールを確認しながら2週間後ならちょうどあいてるということでその日に組んでくれた。


ここまできたらけるしかない!!!

闘ってやる!!!





クリニックから1週間を待たずに連絡がきた。


近いうちにくるようにということ。家族の人と一緒に来てほしいということ。


明日から大型連休に入るという前日。私は再び母をクリニックを訪れました。


朝一で受付をしてそのときを待つ。その間も涙が自然とこぼれる。


呼ばれた。


5月2日自分が癌であると告知を受けました。


Dr「この間の結果なんですがね・・子宮頚部の上皮内癌という結果がでました。早期癌ということですので


治療することになります。ここでは治療はできないので私の後輩がいる大きな総合病院をご紹介します。


大丈夫。あなたこの状態で見つかったの本当ラッキーですね。大丈夫。治療すれば子供産めます。」


ただ涙をながしながらぼっ~と聞いていたような気がします。


子宮は・・・子宮は・・・・・・。


これが私の子宮頸がん告知でした。忘れられない5月2日。