モチベーションとは何かご存知でしょうか?
一言で表すと「やる気」のことです。
「子供が勉強へのやる気が出ない」
こういった相談は生徒自身からもよくお聞きします。
やる気がないからテストで思い通りの点数が取れないのでしょうか?
真の原因はやる気では無い場合が多いので紹介します。
・時間がない
・スキルが低い(やり方を知らない)
・経験不足
など、他にも原因はあげられると思います。
つまり、仮にやる気が上がったところで問題解決には至らないということです。
(真の原因から逃げているだけ)
YouTubeやTikTokで成功者の動画を見て、
「すごいなぁ、私も頑張ろ!」
と心を動かされたことはありませんか?
これはやる気が上がったのではなく、
テンションが上がっているだけです。
やる気は、静かで継続性があるのが特徴です。
「やるぞ!」と決めて、数時間後にはいつもの自分。
典型的なやる気が上がっていただけの例です。
やる気が出ない最も多い理由が、
そもそも好きではないということ。
好きなことは無意識にやってませんか?
ゲームをわざわざ「やるぞ!」と心決めてやる人は少ないと思います。
では、どうすれば好きになれるのか。
・勉強と好きな事がどう繋がるか考える
・勉強をすることのメリットについて考える
など、しっかりと本人が理解できれば
必然的にやる気は出てきます。
そして、勉強を頑張ろうとする自分に否定的にならない事が重要です。
どうせ無理だしな…
苦手だしな…
こういった思考は過去の成功体験や目標達成の経験に基づきます。
つまり、達成体験を積む事が重要です。
普段のテストが20点で、目標が90点。
これはNGです。
大人で例えると、
月収25万だけど2ヶ月後の収入100万円を目指そう!
といっているようなものです。
これでは達成できる可能性が下がり、
また否定的な思考へと逆戻りです。
簡単には達成できないけれど現実的な目標設定が必要です。
(塾や家庭教師に相談するのがおすすめです)
あまりにも目標が高いと挫折につながる場合もあるので要注意です。
【まとめ】
勉強をしない原因を『やる気』の一言で済ませていませんか?
好きではないことをやる事ほど苦なことはありません。
勉強が好きになる環境を作るのは難しいですが、
嫌いにならない環境作りは比較的簡単です。
まずは原因を考え、目標を立て、行動へ移すのが重要です。