2016年、書籍4冊を目標に! | 黒田 涼と江戸を歩く

2016年、書籍4冊を目標に!

2016年になりました。

あけましておめでとうございます。

2015年元旦の抱負を読むと、あーなんだか2015年はちっとも言った通りになってないなー、
というまあ残念な年でした。

振り返ってみるとそんな感じで、つい昨日までそんな風には思っていなかったのですがね(笑)。

2016年はそんなことのないように。

私の出版歴を見ると
2009年 「江戸城を歩く
2011年「江戸の大名屋敷を歩く
2012年「江戸の神社・お寺を歩く 城東編城西編
2013年「東京名所 今昔ものがたり
2014年「大軍都・東京を歩く
2015年「おれの細道
となっておりまして、1年に1冊以上出たことがない!
2012年の「神社・お寺」は、上下巻ですから、1冊のようなものです。

これではダメですね。
もっと仕事しないと(泣)。

まあ言い訳しますと企画がなかなか通らないといろいろあるのですがね。

そこで2016年は
目標4冊!

大きく出ました。

「またまた、今まで1冊以上出してないのに、いきなり4倍無理でしょう」とお思いの皆さん。

いやあ、実はもう2冊出すことが決まっていて、今必死こいて書いてます。
元旦にすでに2冊出すことが決まっていて、あとの1年で+1冊して計3冊ではちょっと目標として甘いので、

4冊!

と宣言しておきます。

決まっている2冊の内容は、
まず春頃に出るのは、「日本の伝統」と多くの人が信じている習慣などが、実は以外と新しいもので、あんまり伝統じゃないんですよ、という感じの本です。
今までの歩きガイドと若干毛色が違います。

まあ江戸歩きの本を書いていると、自然と江戸の歴史にも詳しくなってくるのですが、すると、「え、これって明治からの習慣なの」とか「わお、戦後に一般化したんですか」などという驚きの事実にいろいろと遭遇します。
まあそれと近年見かける「日本人のDNA」という言い回しが私、大嫌いでして、そんなDNAに刻まれるような伝統なんざ、そんなにないぜ! なんたって日本は江戸時代にできたんだから、という思いがありまして、今回出すことになりました。若干チャレンジですね。

もう一つは私の得意とする江戸歩き本ですが、江戸を少し離れて、江戸の郊外の史跡などを歩き回ります。
仮称「江戸の郊外」です。
江戸の中心部の歴史は知っている人は多いと思うのですが、世田谷の歴史、練馬の歴史、江戸川の歴史なんてあんまり知らないですよね。
住んでいる人は多いのに。

それが歩いてみると結構面白いポイントがいっぱいあるんです。
古墳あり、宿場あり、城跡あり、古戦場あり、池あり川あり。
もちろん多くの寺社あり。

江戸へ続く街道の痕跡や、かつての水運を担った川跡の歴史や今の姿もも面白いです。
これは初夏ごろでしょうか。

あとは企画段階や、オファーをいただいているものがあるので、まじめにこなしていけば4冊は出せるのではないかと思っています。

しんどいですけどね。
フィクションと違うので、お部屋だけでは書けないのですよ。
しっかり取材しないと。

まあ頑張りますのでよろしくお願いします。