2006年03月25日
01:37
w2 | 削除

足跡から参りました。坊主とは、カミとホトケの話を

よくしております。西洋の神と八百万のカミと、

女系天皇の話題にからんで2月いっぱいは

大変でした(笑)。神道については國學院の

西田長男先生に学んだのが最初です。
また、寄らせていただきます。

2006年03月25日
01:42
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はじめまして 。
私は、学者でもなければ、評論家でもありません。
現場で苦しむ、名もなき行者です(^_^;)
近寄っても、何の勉強にもなりませんよ(笑)

これは、あるSNSにおける「日記」のコメントのやりとりの一端である。

w2が、htmlファイルで寄越したものを再現した。伏せ字になっている方が、某神社のまだ若い某神主だそうで、この日記を含むページ全体の主である。

日記は、ブログでいうエントリにあたっており、2ちゃんのスレッドにあたる。ここは、ファンレターのようなコメントばかりが集まっているというから、いわゆる訪問者の書き込み用ページなのだろう。若い神主に、若いファンが集まるポップな?神社かな、とw2は云う(笑)のだが。SNSのマーケティング効果は、他のメディアよりもその確度は高い。特定多数のマーケットだからである。


おまえには似合わんよ。と当方は言下に言ってのけた。そう、わざわざこういうものを「さらしあげ」するわけはそこにある。

「悪名高い」巨大掲示板のレスは、歯に衣着せぬどころか、噛みつかんばかりの場外乱闘も発生するが、「だからこそ」まさに白熱の議論が生まれる数学板なども存在する。

何か突っ込むと個人攻撃と受けとめがちな弱さから解放される効用もあるのだろう。

で、「特定」多数のSNSにおけるコメント(レス)は、せいぜいが挨拶、連絡、よく云われるホウレンソウを出ない傾向があるらしい。どっちもどっちであるような。とw2は云うのだが。


さて、上のコメントだが、w2があげた神道学者に感応したらしい、主の「勉強←→行」という回避の用言が興味深い。

w2としては西田長男という、もう亡くなったユニークな神道研究者への認知度を伺い見るべく、燃料投下のつもりだったらしいが、何も釣れなかった(笑)。

女連れの客で繁盛するカクテルバーで、見ず知らずの隣のカップルに向かって、「女系天皇ってどうよ?」と、いきなり話しかけるようなものだ、場違いなんだよ(大笑)。


だが、当方としては咄嗟にあらわれた短い文言だからこそ、本音があわれると見る。

「学者」対「行者」という図式が超キモイ。アル意味この主は、w2に危険なもの(笑)を感じてはっきり拒絶を表明していると読める。SNSでは、どんな奴のコメントか、そのプロフィルをすぐに確認できる。顔写真までついてることがあるそうな。


しかしねえ、古くは古神道「行者」の荒深道斉とか、その師である友清歓真などは、ちゃんと自らを、つまりは神道を「研究」してるんですけどねえ。


古神道まで持ち出さずとも、宮田登のお弟子さんで民俗学者、旅の文化研究所所長も務めながら『神さま・仏さま・ご先祖さま 「ニッポン教」の民俗学』 という傑作を書いている神崎宣武さんなどは宇佐八幡神社の神主さんなんですがねえ。


どうやら最近の香具師は、パフォーマンスと「行」の区別もつかないらしい。


神崎 宣武
神さま 仏さま ご先祖さま―「ニッポン教」の民俗学
西田 長男, 三橋 健
神々の原影
国学院大学神道史学会
神道及び神道史―西田長男博士追悼論文集