ローマのサヴォイア家の防空壕へ入ってみた | イタリア ローマの新聞屋さん

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イタリア在住22年。以前エディーコラ(新聞や雑誌を売るお店)を経営していましたので、このタイトルです。
お店は売ってしまいましたが、続けて興味のあるイタリアの芸能、旅行記、食などについて書きます。最近は主にユーチューブで旅行・生活vlogを公開しています。

カンパーニャ州の旅の記録はちょっと休憩。。。

 

ローマの北の郊外に、ヴィッラ・アーダ という二番目くらいに大きい公園があるんだけど、

確か一番大きいのはヴィッラ・パンフィーリ

 

この、

ヴィッラーダ VILLA ADAにサボイア家の防空壕がある。

 

BUNKER VILLA ADA SAVOIA

 

ムッソリーニが王室のためにつくったらしい。

 

今日は特別に予約無しで5ユーロで入れるので行ってきた。

 

ここの公園に来るのは二度目か三度目か憶えてないけど、長期のローマ滞在ならお散歩におすすめです。

前にブログに書いたと思ったんだけど、書いたページが消えちゃったか、書いたと思いこんでるだけなのか。。。。?みあたらない。

 

ムッソリーニの防空壕も、ヴィッラ・トルロニアにあるんだけど、これについても、見当たらない。。。?

トルロニア家がムッソリーニに1リラで貸してた家に防空壕をつくったのです。

 

ブログ書き始める前だったかな。。。多分そうだ。。。

 

何をどこに書いたか、わけがわからなくなってきた。

 

ので、

 

忘れないうちに、今日のはメモメモ。。。。

 

まだちゃんと勉強してないけど今わかってることだけ。。。

 

レジーナマルゲリータ通りからテクテク歩いて、

 

バールのある辺りから、公園に入ります。

 

 

 

こんな森のようなところを10分ほど歩きました。

 

ところどころ

防空壕 Bunker はこっち、、、、と、

表示があるので迷わないでしょう。

 

すると、

 

 

着きました。ここが防空壕入りぐち。

 

サヴォイア家の人、ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世 Vittorio Emanuele III と妻が第二次世界大戦中にしばらく隠れてた場所です。

 

王政が廃止されてエジプト王国へ亡命する直前ですよね。

 

1943年9月の出来事です。

 

 

ここに彼らの車、フィアット Fiat Torpedo 2800 も隠してたそう。

 

この防空壕、思ったほど大きくないの。

 

トイレが2つあって、なんか、王室の人用って感じがしない。

 

ローマの小さなアパートみたいでした。

 

 

部屋に入るにはしっかり閉められるようになっていて、ドアの隙間からガスなんかが入ってこないようにされていたそう。

 

今日は5ユーロでいつもより安いので、ガイドなしってことだったんだけど、

 

でも、簡単に説明してくれる人がいました。

 

入り口でコピーした説明地図がもらえました。

 

 

 

ガスマスクなんかもあったけれど、

全部偽物。イメージです。

 

戦後70年ほど、ほっておかれて、やっと最近、修復して公開できるようになったんだけど、

 

それまでに、中の装飾品とかは何者かに盗まれたようです。

 

残念。

 

ユーチューブなんかで、修復前の映像なんかをみてると、

落書きだらけで、

ものすごく怖い感じでした。

 

 

 

 

建物内には換気口かな。

 

こんなのが張り巡らされていました。

 

 

脱出出口があると説明を受けましたが、

 

見学不可。

 

 

外へ出た後、案内してくれた人にお礼を言って、

 

 

でも、やっぱり建物がどうなってるのか気になるので、

森のなかに入って、建物を上から覗こうとしたら、

フェンスがあって近づけなかった。

 

でも、よーくみたら、

 

脱出口、こんなキノコの塔になってて可愛かった。

 

 

フェンスも破られてて、入ろうと思ったらもっと近づけそうだけどね、

 

ルール違反はだめです。

 

この日は曇りの天気で、寒くてジメジメしていてなんとも言えない見学でした。

 

 

 

普段は要予約でガイド付きで10ユーロくらいじゃないかな。

 

毎月第三日曜に見学できますよ。

 

www.bunkervillaada.it