カンパーニャ州の旅の記録はちょっと休憩。。。
ローマの北の郊外に、ヴィッラ・アーダ という二番目くらいに大きい公園があるんだけど、
確か一番大きいのはヴィッラ・パンフィーリ
この、
ヴィッラーダ VILLA ADAにサボイア家の防空壕がある。
BUNKER VILLA ADA SAVOIA
ムッソリーニが王室のためにつくったらしい。
今日は特別に予約無しで5ユーロで入れるので行ってきた。
ここの公園に来るのは二度目か三度目か憶えてないけど、長期のローマ滞在ならお散歩におすすめです。
前にブログに書いたと思ったんだけど、書いたページが消えちゃったか、書いたと思いこんでるだけなのか。。。。?みあたらない。
ムッソリーニの防空壕も、ヴィッラ・トルロニアにあるんだけど、これについても、見当たらない。。。?
トルロニア家がムッソリーニに1リラで貸してた家に防空壕をつくったのです。
ブログ書き始める前だったかな。。。多分そうだ。。。
何をどこに書いたか、わけがわからなくなってきた。
ので、
忘れないうちに、今日のはメモメモ。。。。
まだちゃんと勉強してないけど今わかってることだけ。。。
レジーナマルゲリータ通りからテクテク歩いて、
バールのある辺りから、公園に入ります。
こんな森のようなところを10分ほど歩きました。
ところどころ
防空壕 Bunker はこっち、、、、と、
表示があるので迷わないでしょう。
すると、
着きました。ここが防空壕入りぐち。
サヴォイア家の人、ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世 Vittorio Emanuele III と妻が第二次世界大戦中にしばらく隠れてた場所です。
王政が廃止されてエジプト王国へ亡命する直前ですよね。
1943年9月の出来事です。
ここに彼らの車、フィアット Fiat Torpedo 2800 も隠してたそう。
この防空壕、思ったほど大きくないの。
トイレが2つあって、なんか、王室の人用って感じがしない。
ローマの小さなアパートみたいでした。
部屋に入るにはしっかり閉められるようになっていて、ドアの隙間からガスなんかが入ってこないようにされていたそう。
今日は5ユーロでいつもより安いので、ガイドなしってことだったんだけど、
でも、簡単に説明してくれる人がいました。
入り口でコピーした説明地図がもらえました。
ガスマスクなんかもあったけれど、
全部偽物。イメージです。
戦後70年ほど、ほっておかれて、やっと最近、修復して公開できるようになったんだけど、
それまでに、中の装飾品とかは何者かに盗まれたようです。
残念。
ユーチューブなんかで、修復前の映像なんかをみてると、
落書きだらけで、
ものすごく怖い感じでした。
建物内には換気口かな。
こんなのが張り巡らされていました。
脱出出口があると説明を受けましたが、
見学不可。
外へ出た後、案内してくれた人にお礼を言って、
でも、やっぱり建物がどうなってるのか気になるので、
森のなかに入って、建物を上から覗こうとしたら、
フェンスがあって近づけなかった。
でも、よーくみたら、
脱出口、こんなキノコの塔になってて可愛かった。
フェンスも破られてて、入ろうと思ったらもっと近づけそうだけどね、
ルール違反はだめです。
この日は曇りの天気で、寒くてジメジメしていてなんとも言えない見学でした。
普段は要予約でガイド付きで10ユーロくらいじゃないかな。
毎月第三日曜に見学できますよ。