わがやのインフルエンザでちょっと忙しかった間に、

日本では、民主党のマニュフェストからもはずされたはずの外国人参政権の法案が、急ピッチで準備されています。

何を急ぐか、民主党?

日本国旗を掲げず国家を歌わない歌わせない民主党は、

景気対策に邁進していた自民党から政権を奪った後、

追われるがごとくに日本の身を切り分け与える「友愛」に爆進しています。



こういった不穏な日本の動きもさることながら、

下の記事にも韓国の不穏さがプンプンしてますよ。


親日人名辞典


韓国の亡国100年を記念して作成していたのでしょう、

100年前の売国奴である親日派を、今の今になって糾弾すると言う、まさに韓国の大好きな過去の清算。

(過去の清算とは、子々孫々まで名前を記憶し憎み続けること?)

日本人の嫌韓こころをチクチクとつつくこの親日派の洗い出しですけども、

これは単に大韓民国の誇りを掲げ、抗日を新たに誓い日本人を嫌がらせる嫌韓ソースではありませんでした。



大韓民国の国旗を掲げず、愛国歌を歌わない団体が編成した親日人名辞典。

このうさんくささを、朝鮮日報の記者さんはちゃーんと感じ取りました。

こういう悲観主義(?)を持っている点が、笛と太鼓で踊る中央日報よりもえらいと思ってます。

(この色つき括弧)の注釈はえだまめです。

勉強不足で詳しくはありませんが、あたまを雑巾絞りしてお伝えします。





【社説】韓国の正当性を揺るがす『親日人名辞典』
記事入力 : 2009/11/09
http://www.chosunonline.com/news/20091109000037

 8日午後、ソウルの孝昌公園にある金九(キム・グ)の墓所民族問題研究所親日4389人の人的事項と行状を収録した『親日人名辞典』の出版報告大会を行った。

(キムグは抗日独立運動家であり、大日本帝国に宣戦布告した人であり、大韓民国建国当時、まず南だけでの民主主義国の建国を推進し初代大統領となったイスンマン元大統領の対極にあり、南北あわせた建国を最後まで説いていた民族主義の人です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E4%B9%9D


現在までは「大韓民国は分断状態での不完全な国」であり、「不完全な大韓民国はいまいち正当性のない国」であり、何となく敗北であり、統一して完全なる祖国を取り戻すことが重要だとされています。

建国60周年を迎え、韓国の保守を中心に、イスンマン元大統領および「民主主義国家大韓民国の完全なる建国」を新たに評価しよう、「大韓民国の正当性を再確認しよう」という動きがあったのは、その背景として上記のような現在までの「大韓民国」への低い評価があります。

民族主義的に完全なる祖国はよいことなのですが、ちょっと困るのは「北風」の影響が大きいことです。

キムグは韓国の新10万ウォン紙幣の候補者として選ばれている人物ですが、なぜか2009年発行予定がいまだ発行されません。保守政権に代わったから見送られたとも・・・。

キムグはこのようにもろ手を揚げて尊敬したくても、どこか「理念」の対立が絡む人です


で、この方の墓にまず捧げる親日人名辞典なわけですか・・・。)



 墓の入り口の路面には、白い字で「朴正煕(パク・チョンヒ)は親日残党」「高木正雄(朴正煕元大統領の日本名)日本陸軍少佐を国立顕忠院から追放せよ」といったスローガンが書かれ、「大統領選挙をやり直そう」「メディア悪法」といったプラカードも目に付いた。国民儀礼では、愛国歌』(韓国の国歌)の斉唱も太極旗(韓国の国旗)の掲揚もなく、「民衆儀礼」にのっとり、「殉国先烈に対する黙とう」だけが執り行われた。韓半島(朝鮮半島)が描かれたバッジを付けた人も、多く見られた。


(「イミョンパク政権反対」「メディア法反対」・・・あちらの方々の集会でよく見かけるスローガンですね・・・。しかも、愛国歌も国旗もなし。あやしいなぁ^^;・・・)


  このたび出版された『親日人名辞典』には、張勉(チャン・ミョン)元首相や朴正煕元大統領など、かつての大韓民国の国家元首や政府首班と共に、乙巳勒約(第二次日韓協約)締結時に「是日也放声大哭」という抗日の社説を残した言論人の張志淵(チャン・ジヨン)、愛国歌』を作曲した安益泰(アン・イクテ)、韓国人としては初めてカトリックのソウル大司教区長となった盧基南(ノ・ギナム)、高麗大や延世大を創立し、総長を務めた金性洙(キム・ソンス)、玄相允(ヒョン・サンユン)、白楽濬(ペク・ナクチュン)、6・25戦争(朝鮮戦争)時に陸軍参謀総長や軍司令官として、第一線で北朝鮮の侵略に立ち向かった丁一権(チョン・イルグォン)、ペク・ソンヨプといった軍の元老らも収録されている。これらは、1949年に反民族行為特別委員会(反民特別委)が発表した親日調査被疑者名簿には載っていなかった人たちだ



(1949年当時には載っていなかったのに追加された人たち・・・かつての大韓民国の自由主義経済発展に寄与した元首、愛国歌の作曲者、宗教人、韓国の教育に寄与した人たち、朝鮮戦争の英雄・・・こういう人たちは民族の敵というわけですな。こういう人選の基準は・・・)



 光復(日本の植民地支配からの解放)直後、親日派を精算しようと強い意志を有していた反民特別委が選定した親日関係者は688人。抗日独立運動の元老の集まりである光復会が、2002年に発表した親日関係者名簿に収録された人物は692人だった。ところが、祖国光復運動に指一本触れたことのない正体不明の人物が、その時より6倍も多い人たちを「親日」として辞典に載せたというわけだ



(「正体不明の人物」とは? 新聞記者であるこの人にも分からないところで編集されたのか・・・?)


 民族問題研究所はこの日、この辞典は韓国国民の募金によって作成されたと説明した。しかし実際は、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両政権が、『親日人名辞典』編さんのために国民の税金8億ウォン(現在のレートで約6174万円)を支援した。貴重な税金が、またしても大韓民国の正当性を削り取ることに使われたというわけだ。


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版



抗日独立の義士、親日売国奴清算に異議を唱える雰囲気は韓国にはありません。

そういうところに「6倍の増員」で国家功労者を含ませる巧妙さ。

かつて政府を挙げて韓国民の自尊心であり命の核心部分である「正当性」を揺るがそうとしていたとは・・・・。




「で?」とコメントがつきましたので、そうだよなぁと思い、「で」を考えてみました。



一応の目的は、罪状を羅列して子々孫々忘れないように、こういう売国行為は憎み続けるように、かな?

前政権では民族の統一と並行して日本の仮想的国化がなされましたしね・・・。



で、その本来の目的(?)にかくれて、韓国の英雄らの再評価がなされ、

たぶん、日本で言えば敗戦後の墨塗り教科書のような価値観の転換で、それまで大東亜の解放を信じていた少年達が突然「過ちはもう二度と犯しません」と言わせられたときのような自信喪失が誘導されたのではないかと思います。(そこまでショックは大きくは無いでしょうが)

そのような韓国にとっての自虐史観かな?

日本でもそれが追従外交と土下座外交の土台のようですし・・・?。

正当性とは儒教の国にとっての命であり、正当性を失えば正当な者に滅ぼされるあるいは正当な者に政権を明け渡すのが当然とされますから、怖いと思うと思います。