日本では、セールと言ったら割引ですよね。
韓国では、セールと言ったらもちろん割引もありますが、
おまけ文化があります。
「おまけ」には、たとえば、
コーヒーを買ったらコーヒーカップがついてくる・・・なんてのもありますし、
同商品の小袋がついてくるとか、一個のお値段で二個・・・というのもあります。
また、しょうゆを買うと酢がついてくる・・・なんてのもあります。
お値段が安いことが購買欲を刺激する。
たくさんもらうことが購買欲を刺激する。
・・・らしい。
あるいは、
質は納得お値段お手ごろの、値ごろ感が好き。
だから、高すぎるものは敬遠され、安すぎるものは信用がなくなる。
高ければ高いほど品質がよいものだ。高級がすき。
だから、お値段割引サービスは商品イメージを下げる恐れがあるのかもしれません。
だからおまけ?
新聞の勧誘もものすごくて、
おじさんが現金や商品券の入った白封筒を持って家を回ります。
新聞を1年取ってくれたら、6ヶ月無料の上に、このお金を上げます、と言うのです。
相場は大体、3万から5万ウォンくらいかしら、この近所は。
新聞をいったん無料購読して、現金ももらう・・・おいしすぎです。
けれども新聞年間購読18万ウォンで12万ウォンのおまけつけたら・・・・?
採算取れてるのかな?
新聞社は広告収入で食ってるのでしょうかねー・・・。
あるいは、損をしない「裏」があるとか?
これ、一年未満に解約したら、どうなるんだろう?
おじさんは現金の封筒を見せるだけで事前にまったく説明はありませんが、
1年は絶対解約させないとか、
1年未満で解約するときは無料6ヶ月分の代金はしっかりいただくとかするんでしょうねきっと。
(こういう勧誘手法で、企業がKIKOとかの被害にあうわけだ。)
インターネットの勧誘もおまけがすごいです。
他のサーバーに加入している顧客を引き抜いてくるために、
違約金をかわりに払ってくれるシステムだからそうなんだと思いますが、
違約金が必要ない顧客には、ニンテンドーDS、自転車、スティーム掃除機、デジタルカメラ、プリンターなどのたいそうな大物の「おまけ」が選べます。いやいやびっくり。
あるいは、そのおまけ分の○ヶ月無料・・・とか。
おまけが高額な場合は、サーバーと顧客が分けて出し、おまけが限度以内の場合はタダです。
そして!!!!
過去記事:憎らしい女 ・ 小学校の同窓会で
http://ameblo.jp/edamamemame/entry-10117130419.html
二つ目の「小学校の同窓会で」 の方をお読みください。
これ、ジョークだと思ったら、現実なんですね。
米国でグレンジャーを買えばベルナがおまけ
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=108408&servcode=300§code=320
でも、これがアメリカで理解されるかな?
よほど売れ残っているのだ、よほどドルに困っているのだ、性能は大丈夫か?と、誤解される危険性が多々ありますよ。
でもまぁ、肯定的にとらえてあげれば、アメリカも不景気だし、高校生の息子に車買ってあげたりするし、
もしかしたら、日本人は理解しないけど、
アメリカのディーラーがそういう戦略をとるということは、アメリカ人気質を理解した勝算のある販売戦略なのでしょうね。
薄利多売になっても、現在はウォンの対ドル相場が下がってるから大丈夫なのだと、
一応信じてあげましょうか・・・・
一応在韓ですから・・・。