快晴のこの日。
起きてすぐにお散歩に出ます。
湿原に囲まれた砂利道をひたすらに進みます。
その先のコッタロ第一展望台に登ります。
広大な湿原を眼下に。
姿は見えないけれど、タンチョウの声が響き渡っています。
タンチョウって珍しい鳥なのかと思っていましたが、道東に入ってから何度か見かけました。
姿を思い浮かべながら、よく響く声に聞き入ります。
異国に来たような気分。
まだ早朝なので、鹿の姿があちらこちらに。。。
轢いてしまわないように、砂利に足を取られないように、
ゆっくり走ります。
もう一ヶ所、ご近所の展望台にも行ってみます。
朝の日差しに緑がキレイな山中を登って行きます。
サルボ展望台より。
道路の左側が塘路湖。右側がエオルト沼。
日もだいぶ高くなってきました。
そろそろお散歩を切り上げます。
宿に戻って朝ごはん。
他の宿泊者と情報交換しながらゆっくり朝時間。
今回の宿。
なんとドームハウスです。
宿と隣接するご自宅もドームハウス。
手作りキットで仲間と共に製作されたそう。
トラスを組んで造り上げる構造で、柱や梁がなく大きな空間を確保できます。
バイクやカヌー、鉄道に旅と、なんだか面白い趣味をたくさんお持ちのオーナーさん。
ついついおしゃべりが止まらず、長居してしまいました。
とはいえ、今日は気持ちの良すぎる快晴。
絶好の湿原巡り日和です。
先を急がねば。。。
塘路からすぐ近くの細岡展望台にやってきました。
遠く山々までキレイに臨めます。
ここの展望台は地元の子供達の遠足の定番のようです。
この日は幼稚園生の他に、中学生のオリエンテーリングも行われていました。
釧路湿原を東西に貫く湿原道路を行きます。
ひたすらに湿原の中。
釧路湿原の西側にやってきました。
角度を変えて湿原を観てみます。
音根内木道
https://city.hokkai.or.jp/~kkr946/mokudou_onnenai.html
北海道の散策路は木道で整備されている場所が多く、バリアフリー化が進んでいます。
季節外れのこの時期。
ぱっと見何も見処はなさそうですが。
ハンノキ
マユミ
ハネナガキリギリス
注意深く歩いていると、色々なものが見つかります。
見渡す限りの湿原というだけで爽快。
日も傾いてきました。
今日の目的地は釧路。
これまでののどかな風景が一変。
都会の街へ向かいます。
ここまで、体調が優れなかったこともあり、
食に関しては北海道らしさもなく、身体に優しいものを粛々と摂取していました。
お店で食べることもなく、グルメレポートも一切なかったわけですが、
釧路に来たら、急に食への欲求が抑えられなくなってしまいました。
北海道に来て初めての魚介。
サラダの主役感がすごいですが、旬のお寿司も少しいただきます。
右のお椀は、「かしわ抜き」と呼ばれる釧路名物。
「かしわそば」から"そば"を抜いたもので、「かしわ抜き」と呼ばれる汁物が定番になったそうです。
やっぱり旅にはグルメも必要ですね。
Touring Data Day11
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■ Route
Start:塘路
391 → 釧路湿原道路 → 53 → 240
Goal:釧路
■ Mileage
104km/day
■ Oil
2.7L 釧路