はじめまして。


恵比寿で働く女社長こと、J&Tプランニングの代表です。


はびきゃりというサイトでブログをはじめて3年。


働く女性の先輩として何か役立てばと思ってはじめた


「恵比寿で働く女社長さん」はもう1人だちしたので、これからは、


皆さんに、私の仕事のことをもっと知ってほしいと思い


ここでブログをはじめさせて頂きます。






化粧品のマーケティングPRをはじめて15年


最初は、女性雑誌に化粧品の紹介ページがなかったり


外資系のコスメしか取り上げられなかったりしましたが、


VOCEや美的などの美容雑誌の創刊や


インターネットの口コミの拡大も通信販売の拡充などで


化粧品マーケットは大きく動きました。




併せてサプリメントの定着、美容皮膚科とエステ、スパなどの


併設により日本の女性の美と健康がボーダレスになりました。


毎回テーマを決めてお話できたらと思います。




レッスン1 医薬品・部外品・化粧品の違い


まずは医薬品・医薬部外品。化粧品の違いについてお話しします。


Ⅰ医薬品



医薬品は大きくわけて2種類。お医者さんが処方箋で出すお薬と


薬やさんで買えるものがあります。



お肌に関するお薬としては、ビタミンCなどの飲み薬の他


ハンドクリームなどに一部医薬品があります。


医薬品は厚生労働省の医薬品申請にのっとって


治療効果があるか、成分や製法は適性であるかで認可がおります。


「医薬品は○○に治療効果がある」とはっきり言えますが、


製薬会社でしか作れないし、何年も申請からの期間が必要な上に


開発費にも研究費も莫大なコストがかかります。


ニキビに例えると「ニキビを治療します」とかく事ができます。


ただし医師か薬剤師のいる場所でしか買えません。




Ⅱ 医薬部外品


医薬部外品も申請が必要です。


皆さんが薬用と一般に呼んでいるものは医薬部外品です。


医薬品に準じるのが医薬部外品のように感じますが


どんなところでも売ることができるので


この差は大きいです。



部外品を申請して認可されると○○の症状が予防


できるという表現ができます。



ニキビの場合は「ニキビを予防します」という


表現までOKになるわけです。



Ⅲ 化粧品



化粧品も申請が必要ですが、部外品の申請よりも


煩雑ではありません。化粧品の場合は、厚生労働省が決めている


成分の範囲内ならば、全成分を表示してあればOKなのです。


ただし、何かを書く場合は、ケアしますという表現までしか使えません。


治療の効能効果をうたってはいけないのです。


なのでニキビの場合は「ニキビをケア」という表現になります。




はるか昔、指定成分表示というのが義務づけられました。


これはアレルギーを起こすと予想される成分を


表示しなければいけないていう義務です。


保存料のパラベンなどはその代表です。



ですが、数年前にそれが廃止されました。


パラベンも食品の保存やアイスクリームにも入っているくらい


優しいものが開発されて、時代に合わなくなり、


その代替案として、全成分表示になったのですよん。



ですので、表示指定成分が入っていません。


だから肌にやさしいというコンセプトの商品は


少しだけ時代遅れかもしれません・・・。


買う側の責任において、いいものを選ばなくてはいけなく


なりました。




化粧品を買う場合は、効果を期待することも大切ですが


どこで作ったか、どのような状態で保存されていたかなども


大切にポイントです


輸入品の場合は、熱い船底で何十日かけてくるものも多く


どうしても保存料や安定性が問題になってきます。




医薬品・部外品・化粧品ともにいいものを選ぶ目が


消費者には必要。そして開発者には、何が困っているのか


何が市場に必要とされてるのかを見極める目が必要です。



美容川柳


ニキビって 実は大人ができるもの 大人のニキビの平均40歳。きゃーーーー