衣替えを過ぎて、日差しも初夏らくなって来た週末。
土日と二日間、畑で、たっぷり汗を流しました。
畑の夏野菜が花を付け始めたのを嬉しく思いながら、キュウリの蔓が巻きつけられるようにネットを張ったり、大きく育った苗木が倒れないように支柱を立てたり、雑草をとって上げたり・・・・・。
夏の収穫の為の手助けをしてあげたのでした。
畑仕事に一区切りをつけて、もうひとつ、どうしてもやらねばならない事がございました。
まもなく迎える「梅雨」。
梅が実ることに降る雨だから「梅雨」。
そう、今しか採れない「青梅」を使っての大切な作業。
「梅酒」の仕込みです。
近所の青果物屋さんで購入した青梅が4kg。
梅干と違い、梅酒には、硬い青梅を使わなければなりません。
まずは、ヘタの部分を竹串で取り除いてやります。
この青梅を丁寧に洗って、一つ一つタオルで水気をふき取ります。そして、竹串を数本束ねて梅の実の表面に細かい穴を空けてあげます(昔懐かしいBCGの感じです)
この梅を、アルコール殺菌した広口ビンの中に一列敷き詰めたら氷砂糖を被せます。そうしてまた一列ならべて氷砂糖を・・・・・。
梅の実と氷砂糖がサンドイッチ状態になっていきます。
2kgづつ仕込んで2瓶を作り上げました。
最後に、それぞれの瓶にお酒を注ぎ入れます。
ひとつには、ホワイトリカー。
缶酎ハイでおなじみの「タカラ酒造」さんの1.8リットル紙パックを2パック
もうひとつは、昨年はじめて挑戦した日本酒です。
昨年は、おっかなびっくりでしたので、1.8リットルでしたが、成果に自信をもった今年は、ホワイトリカーと同様に1.8リットルを2本です。
我が地元、常滑の誇る酒蔵「澤田酒造」さんの「白老 からから」を2本。
今は、透き通ったこの瓶が、夏を乗り越え、紅葉を過ぎ、吐く息が白くなる頃に琥珀色に変わってくれる事でしょう。
今月末には、熟した梅を使っての梅干しの仕込みが待っています。
今しか出来ない、僕の「初夏の恒例行事」です。