スポット金続落、欧州懸念でドル上昇
23日のスポット金は続落した。前日より0.45%安の1561.2ドル/トロイオンスで引けた。欧州債務危機が深刻化しているとの懸念が強まりドルが上昇したことで、代替投資先としての金の需要が減退した。
ドルは主要6通貨のバスケットに対して一時20カ月ぶりの高値を付けた。この日は欧州連合(EU)首脳会議が開かれている。ギリシャは選挙戦に突入しており、ユーロ圏残留の是非を問う投票となる見通しだ。インドの宝飾業界団体によると、世界最大の金消費国である同国の金宝飾需要は4-6月に最大40%減少する可能性がある。
日本時間午前9時45分、スポット金は1560.4ドル、スポット銀は27.81ドル付近で取引されている。
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